借景(しゃっけい)。
今、奥のカエデは真っ赤に色づいています。(詳しくは前回の記事を見てください。)
例えば、京都のお寺を西から撮ると、東山が背景として写ります。東山は寺の境内地にはありませんが、借景として寺や庭と調和し、一つの風景となります。
島根の足立美術館も借景を計算した日本庭園の傑作だそうです。
↑足立美術館のHPより拝借。
この傑作は遠く及びませんが。。
夕陽が沈む少し前。
法然寺山門のずっと向こうの西の山が借景になってくれています。
法然寺裏庭の背の高い紅葉も借景となって景色に奥行き感を与えてくれます。
今、奥のカエデは真っ赤に色づいています。(詳しくは前回の記事を見てください。)
背が高いので、ずーっと遠くにあるように見えますが、境内なので実は案外近いんです。
次回は裏側から見た法然寺の景色をご紹介したいと思います。