背後からの風景

法然寺の裏に小高い墓地があります。

そこから法然寺を観ると、どのような風景になるのか。

ご紹介します。

墓地から法然寺に向かってシャッターを切りました。良いお天気です。

左は中学校のグラウンド。

ズーム。

お寺の屋根と紅葉や銀杏の木が目立ちます。

前回は西の山を背景にしましたが、今回は東の山がバックに見えます。

↑こちらは久万中学校。

今日、久万は11月中旬とは思えない生暖かい陽気でしたが、今晩から雨が降り始めるそうです。

借景

借景（しゃっけい）。

例えば、京都のお寺を西から撮ると、東山が背景として写ります。東山は寺の境内地にはありませんが、借景として寺や庭と調和し、一つの風景となります。

島根の足立美術館も借景を計算した日本庭園の傑作だそうです。

↑足立美術館のHPより拝借。

この傑作は遠く及びませんが。。

夕陽が沈む少し前。

法然寺山門のずっと向こうの西の山が借景になってくれています。

法然寺裏庭の背の高い紅葉も借景となって景色に奥行き感を与えてくれます。

今、奥のカエデは真っ赤に色づいています。（詳しくは前回の記事を見てください。）

背が高いので、ずーっと遠くにあるように見えますが、境内なので実は案外近いんです。

次回は裏側から見た法然寺の景色をご紹介したいと思います。

見納め

今日が、おそらく紅葉を楽しめる最後の日曜日。

とあって、久万高原町は行楽客でいっぱいです。

いつも、山門から本堂or本堂から山門を向いた景色ばかりを載せていますので、今回は裏庭の紅葉をご紹介。

中央にある赤い葉もカエデなんです。こんなに背の高いカエデはなかなかお目にかかれないと思います。

裏庭は特に整備をしていない為、ほぼ自然のままです。

これが大きなカエデを下から見た景色です。神々しい。

右には銀杏の黄色も見えていますね。

有終の美

紅葉も進んで葉も少し散り始めました。

カエデの葉もよく見ると、多種多様。一枚一枚、色も形も違っています。

人種の「るつぼ」アメリカでは、多様性を認めない大統領が欲しいものが手に入らなくて駄々をこねています。

自然の中に身を任せ、流れに逆らわない。

今、諦念の紅葉を見ながら潔い美しさに感動しています。

皆から「綺麗やね〜」って言ってもらいながら有終の美を飾る人生も幸せだと思います。

謎の覆面集団

前に境内のお地蔵様が衣替えしたことをお伝えしました。が…

ついに、菩薩様の住む天界も新型コロナ対策が始まったようです。

檀家さんがマスクを作ってくれましたー！

マスク＝コロナ。だけではなく、マスクは普通に風邪の予防になります。

乾燥する冬はマスクをしてるほうが色んな意味で安心ですよね。