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復活 楽しかったぜ ラン編
トライアスロン・レースでのランでこんなに気持ち良く走れたは’89の宮古島しか記憶ありません。
勘違いしないように、、、速く走れた訳ではなく、気持ち的な部分での快走だっただけです。
バイクからランへのトランジション、結構のんびり、ゆっくりやりすぎたかもしれません。
時間を計ったわけではありませんが、バイクゴ-ルからランスタートの計測地点通過まで
あわてず、ゆっくり、10分くらいかかったような感覚、でも実際は6分ちょっとだったようです。 まあまあですかね。
自分のレースナンバーのところからトラジションバッグを見つけ、着替えテントの中に入り、
坐りたいなあ~、、、奥が空いているぞ!
ベンチに腰掛け、バイクシューズを脱ぎ、ソックスを履き(10km以上の場合は必ず履きます)
ランシューズに履き換え、ヘルメットをサンバイザーに変えて。
POWERBARのジェルを水で薄めたボトルを握りしめ、忘れ物は無いかな?
バイクギアをトラジションバッグに収め、テントから出て預け、さあ最後のランだ!
その前にトイレ(小)へ、途中で気になりだすと走りに集中できない、、、
スタート前にエイドに立ち寄り、水分、栄養補給、これ何だろう、これがホッペかな?
結構でかいな、食べごたえある、モグモグ。。なかなか飲み込めない。。水を飲んで流し込む。
ちょっとゆっくりしすぎたかな?
やっと走り出す。
走り出し、足が軽い、いつもの足が重い、動かない、この症状を全く感じない。
普通のランの走り出しと同じ。 ブリックランの成果かな?
暑い、でもこの暑さは僕の味方だ。
暑ければ暑いほど、やる気が起きるのだ。 単純、単細胞!
逆に日差しなく、雨でも降ろうものならテンションダウン、、、、晴れてよかった!
最初の1kmで数人をパス、途中、係の人に「あまりぺースを上げ過ぎないように!」と注意された。
そんなに飛ばしていないけどなあ、、、でもちょっと自重、先は長い、確かにオーバーペースかも?
走り出しが下り基調なので自然とペースが上がる。
おまけにニューシューズとの相性バッチリだ。
Newton、どんどん足が前に進む感じがする。 あの売り文句、ウソじゃない!
沿道の応援が素晴らしい!
バイクコースもそうだったけど、大勢の人から声をかけていただき、声援というパワーに後押しをされて進む。
それほど沿道の声援は凄かった!
と、ここまで書くと、ペース4分台みたいなハイペースと勘違いされそうなので、
僕の良い感じペースとはキロ5分30秒~6分。。。。まったく遅いんですよ。 Jogペースですよ。
エイドではペースを落とし、最小限に立ち止まりはしましたが、すぐ走り出し、決して歩くことは無く、
エイド前後を除いた走りはキロ6分の走りをキープしていたようです。
目指すキロ5分のペースにはまだ程遠い状態です。
バイクが遅くレベルが低いところからランスタートしたために、ランの速い人が前後に全く居なかった?
だからどんどん抜いていけた。
でも一人だけ、あっさりと抜かれた。 とても付いて行けるペースじゃない。
キロ5分くらいかな? 女性アスリート、ランナーような軽快な走りでみるみるうちに小さくなって見えなくなった。
その内、パッと視界に海が飛び込んできた。
右手に太陽に輝く海を眺めながらのラン、最高に気持ち良かった。
本当に良いコースだった、少なくとも僕の好みのコースだった。
岸壁の防波堤の階段の上り降り何カ所かあったけど、それ以外は本当に走りやすく、気持ちよく走れたなあ。
かなり暑いのでエイドでは冷たい水を含んだスポンジをもらい、頭、首筋、肩、手、足を濡らして。。。ああ、生き返る!
その内に遠くでゴールの雰囲気が、アナウンスや音楽が聞こえてきます。
重くなりかけてきた身体、足にも元気が湧きます。
そしてゴール地点を左手に見ながら通過する時、大好きな曲、I gotta Feeling が聞こえてきました。
ゴールを盛り上げるためにいろいろな曲(洋楽)を流しているようです
The Black Eyed Peas - I Gotta Feeling
ここはまだまだ通過地点、ここからまだ7kmあったそうです。
もう時計なんか見ていません。 自分の走りに集中です。
走れるペースで、ゴールまで持つだろう最高のペースを維持して前を見て、一人でも多くパスして行く。
ここから何度も折返し、前を走る人、後ろから来る人とすれ違います。
知っている人、T.T.のウェアを着た人とハイタッチ! おお、、元気が出ます。
ランでは旅烏さんを確認できました。 すれ違いざま声を掛け合いハイタッチ!
折返し(2)の手前、その差500mかな? よし、旅烏さんを目標に走ろう!
ペースが上がらないながら気持ちは前向きです。
折返しへ向かう(3)、(4)でまたすれ違い、再びハイタッチ! かなり差が無くなっていることを確認。
そしてついに(5)を折り返した直後、旅烏さんにならびました。
「ああ、やっと追い付いた!」 「僕5分前スタートだから、どうぞ先に行ってください!」
「すいません、先いきます。 ゴールで待ってます!」
そこからラスト1kmあまり、残った力を出し切ろうで少しペースアップ、できたかな?
ゴールが見えてきた! アスファルトから芝生のコースに変わり、残り数百メートル、
ここから元短距離ランナーの技でペースを上げ、2,3人をパス、 スイマセン。 ゴール目前で抜いてしまいました。
ゴール手前100mくらい(?)でサングラス、サンバイザーを取り、手に持ち替え最後のスパート!
ゴールはいつも素顔で! (忘れてしまうこともありますが、今回は忘れず素顔でゴール)
あの少し変な日本語を話すMCの外国人(名前知りません)がゴール手前20mくらいのところで僕の名前をコールしてくれた。
全身で喜びを噛みしめ、感動のゴール!
もっと派手にゴールしようと思うのですが、いつもこんな感じになってしまいます。
ゴールゲートを通過したところに、白戸太郎さんの出向かえがあり、思わず両手で握手。
「お疲れさまでした!」
「ありがとうございます。 楽しかったです!」。。。本当に楽しかった、特にランは最高に楽しかった。
メダルを首にかけていただき、タオルをもらい、、、
先にゴールしていたT.T.の皆さんが出迎えてくれました。
「旅烏さん、ラスト1kmくらいで抜いちゃいました。 あと1分くらいでゴールしますよ、きっと」
「みんなで出向かえよう!」
旅烏さん、2週前の佐渡Aも完走され、疲れが取れないままの参戦で見事完走、ベテランの味発揮ですね!
その場にいた人達で記念写真
ここでフィニッシャーTシャツ、完走証をもらいます。
まだまだゴールは続きます。
トライアスロン・レースへの復帰、一つの夢がかないました。
タイム、順位は二の次です。 トラブル、事故にも遭遇することなく楽しくフィニッシュ・ラインを超えられた。
それだけで満足です。 納得できるレース展開です。 細かいことをあげれば沢山チョンボはありましたが。
2011年1月、からだソムリエさんを経由して旅烏さんと知り合うというラッキーもあり、dukeさんからは毎日励ましのコメントをいただき、
トライアスロン一筋の約8カ月間、コンスタントにトレーニングを積み重ねることができた結果です。
トライアスロンの神様に導かれたような、不思議な感覚です。
2010年の暮れには予期していない、全く予定外ことです。
7年間の空白をようやく埋めることができました。 支えていただいた皆さんに感謝です。
そしてセントレア大会に関られた皆さん、沿道で応援してくださった皆さんにも感謝です。
ボランティアの皆さんの質の高さを感じました。 大変心地よくレースを満喫できました。
またいつか戻って来てみたいと思える素晴らしい大会でした。
Run :2:15:52 。。。トランジションタイム含む
Total :6:33:57 まあ、こんなもんでしょう! 6時間の目標。。。遠く及ばなかった。
でも、6時間30分は切りたかったなあ~
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どこで抜かれたのか、フラフラだったので記憶にありませんが、30分前にゴールされていたんですね。
1週間ずれていれば、気持よく走れたんですが。。。。