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撃沈 迷路バイク編
ウェットスーツを着ていなかったのでトラジションは楽ちんだ。
タオルで軽く上半身の水気をぬぐい取り、トップを着て、セッケンベルトを腰に巻き
よっこらしょ、と腰かけ、かなりのんびり、タオルで足の裏を綺麗に拭いとりバイクシューズを履き、サングラスをして。。。
スイムギア(キャップとゴーグル)それとタオルをトラジションバッグに入れて、忘れ物無し!
でバッグを預けてバイクラックへ、、、周りのバイクかなり無い、出遅れたみたい、、、
ヘルメットを被り、、、トランジション5分くらいでできたかな?
スタート地点まで約100mか、バイクを押して駆け足、、、バイクシューズでは速く走れない、 駆けてるつもり。
よし! バイクスタート
最初の1km、公道に出るまではスピード出し過ぎないように、競技説明会の忠告を思い出し、その通り気持ちゆっくりペース、25km/h前後で。
直角コーナー曲がりきれずに海に落ちないように。。。すでに数名に抜かれている、、抜かれても気にしない。
やっと普通の道路に出た。
ここからギアアップ!スピードを上げレースモード突入!
が、スピードが思うように上がらない、ほぼ平坦なのに時速31~32km前後、ガンガン抜かれて行く。
沿道の応援、凄いです。 嬉しいです。 足にも力が入ります。 でもスピードは上がらない、やはりこれが今の実力だなあ~
時速37~38km、せめて35kmで行きたいぜ。 ガクっ
数キロ続いた平坦な道路(感覚的には5km、せいぜい10km)もいつの間にか様相が変わり、、、、
気持ちに余裕がなく、コースを覚えていません。 どこをどう曲がり、地図上のどの辺りを走行中なのか検討がつきません。
アップダウン
の連続、カーブの連続、スピードがまったく上がらない。。。。
でもこんなコースでも実力のある人はガンガンペースアップ。抜かれて行く。 全くスピードが違います。
赤色ゼッケン(60歳代、5分後スタート)、女性アスリート(10分後スタート)数名が抜いて行く。
ちょっと悔しい!
いやいや、成果を他人とは競わない、トライアスロンは自分自身との戦いだ。
自分の走りに集中しよう!
このバイクコース、強烈な坂、延々と続く長い坂は無いのだが。。。
小刻みなアップダウンの連続、そして急な下りで良い感じでスピードアップ、、、、ところが必ず
すぐスピードダウンを余儀なくされる、直角コーナーがすぐ先に待ち構えている。
そしてコーナーをぎりぎりのスピードで曲がりきると、たいてい登り坂。。。いやらしいコースです。
下りのスピードを維持し、その勢いを利用して上ることがほとんどできない。
下りの途中でボランティア、誘導係の方が、「減速、減速!」とアクション付きで選手に注意を呼び掛けています。
一度減速が足りず、あやうく曲がりきれずヒヤっとする場面が、それ以降は必要以上に減速するような
心にブレーキがかかりました。
ちょっとへっぴり腰、減速してカーブに切れ込む直前か?
初速に近い状態から、ゼロ発進ではないものの、減速~加速の連続です。
そうスピードに乗ってきたと思ったら信号で減速~信号あけの発進に近い状態、
瞬発力(速筋繊維)をフル稼働、かなり消耗したような。。。
このコース、前半の10km以降は上り下りの連続、平坦なところは細い道路をクネクネ、スピードに乗れません。
90kmの割には結構大変な、走り甲斐のあるコースでした。
30km過ぎあたりから気になっていた腰に違和感が、ついにきた!
左腰に痛み、左足に力が伝わらない。。。やばいなあ~ (5日ほど前から気になっていたことが現実に)
なんとかごまかし、凌いでいこう!
そして気が付けば迷路の周回コースへ突入!
今僕はどこを走っているんでしょう? みたいな感じ。
何周めなのだろう?この景色見た記憶あるから2週目かな?
この周回コースもアップダウンの連続、平坦なところほとんど無かったような。。。。
覚えておくこと、80kmを過ぎたら分岐は直進!
そう覚えていても最後の分岐点、下り坂でスピードに乗っていたのに減速して、どっちだろう?
右折、直進? 止まりそうになりながら考えて、思い出した。
直進だ! ダッシュ!
またすぐ登り坂、右折も直進も上り坂。。。
メーターの距離表示はすでに90kmを超えている、ゴールへ最後の上りと思われる坂を上りきり
そしてようやくゴール90kmに到達!
左折するように誘導され減速、
げっ! 左折すると最後に強烈な道幅の狭い坂が待っていた。。ゴールと思い気を抜いた方、この坂結構きつかったのでは?
僕もその一人。 幸い軽いギアだったので何とか登りきり、やっとバイクゴール!
パンク等のトラブル、転倒事故にも遭わずラッキーでした。
コース途中、何人もパンク修理していました。
コーナーで転倒事故もありました。
何事もなくゴールできたことだけでも感謝です!
これが今のBest Rideだったのでは、そう思います。 かなりの低レベルですが。
あまりにもバイク、弱かったです。 想定以下でした。
復活に向けての実走を再開したのが4月末、約4カ月のトレーニングでは歯が立ちませんでした。
来シーズンに向けて今後の課題、いろいろあります。
どれくらい大きなパワーを発揮できるか?
どれくらい効率よくパワーを路面へと伝達できるか?
エンジンの基本性能を上げなくてはと思い知らされるレースでした。
いや~、でも結構走りには集中していたみたいです。
それとも余裕が全くなかったのかもしれません。
Triathlon Tripの旅烏さんがすれ違う時、何度も声をかけてくださったそうです。
全く無視、気が付きませんでした。 すいませんでした。
T.T.のウェアが目印です。 このウェアでないチ-ムの方もいましたが。
でも途中、sayuさん(ラスベガス本戦スロット獲得)に抜かれる瞬間はわかりました。
声かけました。
あのでっかいぎょろりとした澄んだ瞳で僕の方を見てニコリ、サングラスしていても、分かりましたよ。
バイクゴ-ルラインを超え、下車。
バイクラック、面白いですよ。
フリーなんです。
バイクをラックにひっかけ、トラジション、ランへ。
Bike: 3:53:52 (Avs:23.2km/h) 。。トランジションタイムを含む 遅!
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