詳しい内容は、くまどこ イベント報告をご覧ください。
このイベントはスタッフでもあるので、準備の会議が続き、前日の準備と片付けと肉体労働の日が続きました。
前回に比べて告知が弱かったのか、見物の人は少なかったように思えましたが、参加した人の中には多くの人に沿道で声をかけてもらったりと、普段静かな町で人が大勢いたとも聞きました。
参加してくれたイザナミノミコト役の方、花の姫の役の方を始め、イベントを盛り上げようとみなさん頑張ってくださいました。
イザナミの回りには古墳時代の衣装の方が回りを囲み、ここだけ時代背景が違うため、上の写真の衣装です。
今も花車を子どもたちが引いて10月の大祭を祝います(今年は雨のため大人だけ)。その花車には花の窟に納める白石を積んで歩くのですが、今回はイザナミノミコト自身を子どもたちが引いて行くという想定になりました。
もともと朝廷から御幡が花の窟には届けられていたが、ある年に熊野川が増水して通れなくなり、それから途絶えたという話しが残っており、その名残として今でもお綱にぶら下がる細い縄は「三流れの旗」と呼ばれており、献上されていた幡が形を変えたものとも言われています。
想像をかりたてる物語りが多く残る太古の地・熊野ならではの催しとしてスタートしたのが、この花の窟 錦の御幡献上行列です。