この道は、熊野古道「横垣峠」を御浜町神木から登り、途中林道を進み、妙見山へとつながる道です。
妙見山へのルートは、御浜町神木 原地神社から真っ直ぐに登っていくルート、不動の滝からのルート、札立て峠からのルート、ガンガラ滝からのルート、そして熊野古道「横垣峠」から分岐するように進むルートがあると思います。
熊野古道「横垣峠」からのルートは、比較的なだらかでアップダウンが少ないことです。またここは近畿自然歩道として整備された道で、途中6箇所ほど木製の橋がかけられていますが、その橋が朽ちてきて実際は通行止めとなっていました。
しかし、パウチで作ったその看板が朽ちて倒れていたので、入る時には見えず帰ってきてから見ました。妙見山に登ったところには通行止めの看板があったように思えます。
横垣峠からいくつもの山を回り込むように山の中腹あたりを進む道なのですが、谷沿いには今回の写真のように、見事な石積みがあります。
信仰の道として、大切にされてきたことがわかります。
熊野古道にも多く見られますが、大切な生活道だったところや、この道のように水を出すために1箇所通り道を作っています。
反対側がなんども土砂が溜まって埋もれていますが、もしかしたら水飲み場や何か祀ってあるものがあるかもしれません。
そんな想像をしながら歩くのも良い道です。
早く橋を直すなりしてだれもが通れる道にして欲しいですね。
がんばれ管轄の熊野農林!