格差のない平和な社会をめざして   

社民党の理念は「平和・自由・民主主義・平等・共生・連帯」
「社民党の活動を知って下さい」を目的に作成してます。

「選挙総括メモー4」

2013年01月14日 | くまじろうの一言コラム
 きょうも歩く 「くろかわしげる(黒川滋)の活動日記&報告です。」のブログから転載しています。
現職の朝霞市議会議員です。(社民党に所属する議員ではありません。)

12/16 総選挙の結果を受けて

16日の総選挙の結果を受けて考えていることです。

1.わが選挙区の結果で言えば、自民党候補の独走でした。
 男ばっかりの政治風土のなかで、
38歳女性、官僚候補としての博識、
あぐらをかかない努力などが評価されたのだと思います。
また、民主党候補の弱点としては、
上田党というアイデンティティの弱体化、
議員としての個性のなさ、
配られる印刷物が有権者とのコミュニケーションがなくて、
成果や地位を自慢するような内容がずっと続いていたことも大きいと思います。
また良い意味での民主党らしさのない雰囲気も、
離れていくときには急に離れる感じではないかと思います。

2.<略>

3.今回の衆議院議員選挙は脱原発を争点に設定すべきだったと思います。
しかし脱原発の運動の側が、
東京都知事選に盛り上がってしまい、
脱原発の権限がなく、
都庁に都民が求めていることでもないのに都知事選が争点化され、
一方で、脱原発への決定権がある国政選挙では政局ばかりがテーマになるミスマッチを起こす結果になったのではないかと思います。
とてももったいないことだったと思います。
脱原発運動の側に猛省が必要だと思います。

4.社民党はとうとう九州の局地的政党になってしまいました。
その最大の課題は人材の流失で、
その原因を作っているのは福島党首ではないかと思います。
自民党を利しても社民党の独自性を訴えるのか、
主要敵のために近い政党との関係を重視して引き出すものは引き出すのか、
路線を整理していく必要があると思います。

社民党の惨敗を受けて党首の交代や世代交代を図らないと存在意義そのものが問われていくことになると思います。

5.<略>

6.民主党は60議席弱になったことを悲観するばかりではなく、
党の組織や思想を少数精鋭で整理する機会ととらえるべきではないかと思います。
今までは烏合の衆で話がまとまらず、
大して勉強もしていない議員が声を大きくすると消費税の反対だとか、
インフレターゲットやれとか、
とんちんかんな政策ばかり言う状態を克服するよい機会ではないかと思います。
また新しい人材発掘の機会ではないかと思います。
新陳代謝している自民党に対して民主党もある程度人を新しくしていく必要があります。

7.<略>

8.厚生労働大臣経験者で、
政策をメチャクチャにした長妻昭が小選挙区でも当選し、
実務に徹した細川律夫、
子ども政策の体系化と充実を図った小宮山洋子が小選挙区でも比例区でも落選したというのは、
まさに日本人が政治を通じて社会保障政策を判断するということに、
いかに不得手かと感じるところです。
あるいは社会保障政策の整備は、
人物本位の選挙制度・選挙風土にそぐわないものかと語る結果ではないかと思います。

9.<略>

10.菅直人氏の苦戦を見るにつけ、
日本人は先入観で政治を議論することが得意なんだと思わざるを得ません。
原発災害への対応に大きな失策はなく、
むしろ当事者としての責任を失いかけた東電にたがをはめたという意味では首相として十分な仕事をしたはずなのに、
足を引っ張った自民党や小沢一派から、
菅首相だから災害が止められなかったかのようなデマ宣伝が行われたことが、
選挙に大きく響いていると思わざるを得ませんでした。

<略>

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「選挙総括メモー3」年末の衆議院選挙、社民党は惨敗でした。(-_-;)(T_T)<(_ _)>

2013年01月14日 | くまじろうの一言コラム
 「知って目覚める釧路の社民党日記」から転載しています。
社民党員の選挙総括です。
 
 衆院選の投開票から12日間が過ぎ、ようやくのブログ更新です。
 何しろ、社民党は解党的惨敗。
 「改憲」勢力の圧勝。
 気持ちがブログに向くまで、時間がかかりました。

 選挙結果を通して分かったことこと。

1、社民党の主体的力量が「上から下まで」本当に弱いということ。
 ・結局のところ、旧社会党の財産を食いつぶしながら、今日に至ったこと。
   (こういう観点が、党全体で今も欠けている。)

 ・組織運営、活動形態や指導体制なども、
  大組織や労働組合的体質から抜け出していない。
  故に、少数政党であるにも関わらず、
  これまで何度も繰り返してきた党公認の国会議員の離党。


2、資本主義社会でのメディアの役割について、分かっていたはずなのに。
  改めて、メディアの偏向報道(世論操作・洗脳)がもたらす力が、
  これほど大きく危険なものであることを認識させられたこと。

3、少数政党にとって明らかに不利であり、
  多様な民意が排除されるのが小選挙区制度(立候補時の多額な供託金も含む)であること。

* 救いは、1点目について若年の党活動家:自治体議員から、同様の声が上がっていることです。

 早急に、掘り下げた選挙総括を行い、参院選(背水の陣)に向かうことが大事です。
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「選挙総括メモ-2」社民党は今こそ社民主義を!

2013年01月14日 | くまじろうの一言コラム
 ネットから社民党に関するページを取り上げていきます。
 2012年8月4日の狛江市議会議員、市原広子の「今日もお仕事お疲れ様」日記から転載しています。

 一昨日、熱中症らしき症状が出て、
昼間の河川改修期成同盟の大会は欠席させていただきましたが、
夜分の会議には出席。

 自民・公明以外の野党が内閣不信任案を提出するということが決まったというニュース。
国会では小異を捨てて大同に決すということはよくあるのだろう。

 国会では小異を捨てて大同に決すということはよくあるのだろう。

 地域政治でもそのリアリズムは非常に大切だ。
とくに、緑の党の結成大会も経た今日、
「市民の政治」を目指しての大同の試みがおこなわれるべきだと思う。
そのうえで、
社民党もいつまでも「人権と反核と環境の政党」とばかり言っていないで
「社民主義」を前面に出して闘うべき時が来たと思っている。
脱原発とオスプレイ配備反対で大同なども結構だが、
いつまでも社民主義を出せないのでは、
政党政治の中で埋没していくだろう。

福島党首には弁護士の前に政治家であってほしいと望むものである。
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「選挙総括メモ-1」支持者・有権者の目で見ることの重要性

2013年01月14日 | くまじろうの一言コラム
ネットから社民党に関するページを取り上げていきます。 

 リベラル21から転載しています。

 総選挙の総括は政党と有権者の共同作業ではないのか、革新政党の不振と衰退は目を覆うばかりだ(2)

 広原盛明(都市計画・まちづくり研究者)

 革新政党の選挙総括をめぐる検討に際して予めお断りしておくが、
私は社民党や共産党の内部事情に必ずしも通じているわけではない。
したがって、勘違いや思い過ごしが多々あるかもしれない。
それにもかかわらずこのような発言をするのは、
今回の社民党・共産党の惨敗に関する選挙総括については、
“支持者・有権者の目”で見ることの重要性がひときわ高いと思うからだ。

 通常、政党選挙の総括は政党責任において行うのが原則とされている。
しかし総選挙は、国政のあり方に関する基本政策を訴えて国民の審判を仰ぐ最大の政治行為であり、
総選挙そのものが有権者との壮大な共同作業である以上、
選挙総括は政党(の身内)だけで済ませるわけにはいかない。
選挙総括が国民に向かっての“開かれた総括”でなければ、
訴えた政策の是非も選挙戦術のあり方も政党(だけ)で判断を下すことは不可能だと思うからだ。

 この点に関して社民党のホームページでみると、
総選挙の翌日(2012年12月17日)に「第46回衆議院議員総選挙の結果について」の簡単な声明が出された後、
12月20日開催の全国連合常任幹事会において総選挙総括の論議をスタートさせたとある。
そして、2013年1月24日の常幹に執行部として全国代表者会議に提案する総選挙総括案の第1次案を提出し、
討議を行なうと記されている。
いつも通りの「身内」だけのやり方だ。

 12月17日の声明もごく簡単なものだ。
冒頭に支持者・有権者へのお詫びの言葉が記され、
敗因として「12政党の乱立などによって争点が多様化し、
社民党の主張を十分に浸透させられず、支持に結び付けられなかった」、
「この選挙であらためて現行小選挙区制の問題点が浮き彫りになった」
ことの2点が強調されているだけである。
そして最後は、「今まさに「いのちを大切にする政治」の正念場である。
社民党は、現在の政治状況に危機感を持つ人々とともに国民生活の再建と改憲阻止のために全力で奮闘する決意である」
との決意表明で結ばれている。
これも決まり文句だと言う他はない。

 敗因についてはこれからの党内の議論でおいおい議論されるのであろうが、
私は冒頭の支持者・有権者へのお詫びの言葉が、
いまの社民党の体質と選挙総括に対するスタンスをあらわしているように思えてならない。
以下はそのことを象徴する冒頭の一節である。

 「社民党は「生活再建―いのちを大切にする政治」というスローガンを掲げ、
小選挙区23名、比例単独10名、あわせて33名の候補者を擁立して、
獲得目標7議席以上、400万票以上をめざし総力をあげて闘った。しかし結果は、
小選挙区で1議席、比例区で1議席、合計2議席に留まるという極めて厳しいものとなった。
社民党の政策を支持し投票していただいた方には心から感謝申し上げるとともに、
選挙期間中、温かいご支援、ご声援をいただいた国民のみなさん、
有権者のみなさんのご期待に応えきれなかったことを猛省しお詫びしたい。」

 もう繰り返すまでもないが、ここには支持者・有権者への謝罪の言葉はあっても、
支持者・有権者とともに敗因を究明し、選挙総括を行うという共同の姿勢はまったく見られない。
有権者はあくまでも“政党の客体”なのであって、ともに選挙を戦った“パートナー”とは見なされていないのである。
だから選挙総括は身内だけで行い、
決意表明だけが
「社民党は、現在の政治状況に危機感を持つ人々とともに国民生活の再建と改憲阻止のために全力で奮闘する」
ということになる。

 しかし支持者・有権者サイドから言えば、
「33名の候補者を擁立して7議席以上、400万票以上を目指す」
という獲得目標がいったいどのような根拠にもとづいて設定されたのか、
それがなぜ「142万票、2議席」という史上最低の結果に終わったのか、
キチンとした説明がなければ納得できない。
選挙は街頭での「バナナの叩き売り」ではないのだから、
見栄えのする(思いつきの)数字を挙げて後は「知らぬ存ぜぬ」では通らないのである。
社民党に投票した支持者・有権者とともに徹底した総選挙の検証作業や総括作業に取り組むことなしには、
政党としての信頼は到底得られないというべきだろう。

 また敗因のひとつとして「12党の乱立」が挙げられているが、
その乱立の有力な原因となった「未来の党」の結成に際して、
社民党の政審会長を務めた阿部知子氏が直前に離党して合流したことには一言も触れられていない。
2年前に国対委員長だった辻元清美氏が離党して民主党に合流した件についても同様だ。
「社民党の主張を十分に浸透させられず、支持に結び付けられなかった」のは、
「12政党の乱立などによって争点が多様化した」からではない。
社民党の幹部議員が相次いで離党し、
その原因や背景を国民に十分説明できなかった社民党が有権者から総スカンを食った結果が
「142万票、2議席」という史上最低の数字になったのではないか。

 いずれにしても社民党は、
支持者・有権者とともに“開かれた総括”を行うことなしには「解党的惨敗」から抜け出すことはできないだろう。
1月24日の全国代表者会議にどのような総選挙総括案(第1次案)が出されるのか、
内容だけでなく総括の方法についても注目したい。
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「成人の日」アピール

2013年01月14日 | 社民党案内人の日記
 本日、成人の日を迎えられたみなさん、こんにちは。

 私たち社民党は、21世紀の社会が平和で希望に満ちたものであることを心から願い、
その社会を創造するみなさんのはかりしれない可能性に、大きな期待をよせています。

 しかし、いまの社会構造は若者に冷酷で、とりわけ雇用の破壊は人間らしい暮らしを奪っています。
若い世代の失業率は7%台に達し、仕事があっても低賃金で不安定な非正規雇用で働く若者が2人に1人、
正規雇用でもサービス残業などで体や心を壊してしまう若者が増えています。
これでは、結婚や子どもを持つことも考えられないでしょう。
雇用の“ブラック化”といわれる非正規・正規雇用を通じた劣悪な労働環境、
ハウジングプアといわれる状況、教育・子育て政策の切り下げを改善しなければなりません。
社民党は昨年、『若者アクションプログラム2013 すべての若者に「ホーム」を』を提起しました。
安心して働き、豊かな心を保て、いつでも帰れる住居があり、
家庭や子育てへの夢を描き、親の収入による教育格差もない、
あらゆる場面で安らげる「ホーム」が保障された若者支援策をすすめていきます。

 東日本大震災・原発事故を経た今、国民の多くが「脱原発」を望んでいます。
生活の場、仕事の場、ふるさとを奪われた被災者の苦しみは今も続いています。
日本の復興にはまず「脱原発」へと舵を切ることが必要であり、
被災地の復興支援や「原発再稼動反対」デモにたくさんの若者が参加している姿は、
日本の大きな希望となっています。
社民党は、放射能の脅威に怯えることなく暮らせるように、
「脱原発」の実現と持続可能で安全な「自然エネルギー」への転換を着実に進めていきます。

 また、人間らしく生活を送るためには「平和」が何より大事です。
今声高に叫ばれている「国防軍の設置」や「集団的自衛権の行使」などの改憲論議は、
永久不戦を誓った憲法9条を揺るがしかねない危険をはらんでいます。
戦時中の日本は、徴兵や強制労働によって多くの若者が多大な犠牲を強いられました。
そんな時代に戻してはなりません。
社民党は、憲法で保障された様々な権利を国民から奪い、
日本を戦争のできる国へ変えようとする憲法改悪の動きを阻止していきます。
日本国憲法は、戦争の惨禍を教訓につくられたものであり、
憲法9条は命と世界平和を守るものです。
このことを、みなさんの心に刻んで欲しいと願っています。

 20歳になったみなさんは、
選挙権をはじめ様々な権利が発生し、また責任も負うようになりました。
政治は日々の暮らしに直結しています。
社民党は、若い人たちが政治・社会に関心を持ち、
様々な分野で活躍されることに大きな期待を持っています。
未来を担う若者が活躍できる機会をつくるとともに、
就業や修学、生活環境など若者が社会生活を送るうえでの困難を解消し支援する施策に全力をあげ、
みなさんのこれからを応援します。

 平和で希望ある社会を一緒に創っていきましょう。
 本日は、本当におめでとうございます。

                               2013年1月14日
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