
あなたは憲法の条文は知っていても、その力(闘いの武器)の凄さは体験したことはないであろう。
私は2回目に「憲法のもつ凄さ」について書いてみたい。要するに憲法の実践論である。
村民の人権と人間の尊厳を守るため憲法の実践者になることを決意した。
私は読谷村の真ん中に米軍のパラシュート降下訓練場としての読谷飛行場(255ha)があった。
事故、事件が多く、村民の生活は脅かされ続けていた。
その撤去、返還を勝ち取るために憲法の3本柱(平和主義、主権在民、基本的人権の尊重)で交渉に向けた理論武装をし、
日米両政府と対等、平等、主体的な自治体外交を展開。
ついに日米安保、日米地位協定に風穴を開け、読谷飛行場の返還への道筋をつけることに成功した。
これは正に平和憲法のおかげである。
(2013年3月30日 参議院議員 山内徳信)<12>