NPO熊本ラグビースクール活動ブログ

熊本で活動しているNPO熊本ラグビースクールの活動日記です。

中鶴交歓会戦評(中学部)

2013年07月18日 | 戦評
皆様
管理人2号です。

先日の中鶴交歓会の中学部の戦評が牧鶴コーチから届きました。

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2013/07/14中鶴ラグビースクール交流戦選評

 少しずつ接点の技術を覚え出し、要所々々では、いいプレイ・いいコンタクトは あったものの、点数的には惨敗したB戦。そして、それを跳ね返すつもりで、迎えたA戦でした。

 福岡Best4の強靱なアタックも、一人一人の「一歩目」の意識で 序盤、なんとか耐え忍び、ナイスゲームの立ち上がりでした。
前半3分、少ないチャンスの中、センター陣の鮮やかなゲイン突破で、先制トライ目前でしたが、痛恨のミス。先制点は中鶴に許してしまいました。
それでも「あと一歩」と奮起し、ナイスフォワードの球出しに、またもセンター陣の一瞬のスキを突く 華麗な突破。イーブンに持ち込めるかと思った矢先、またもミス・・・。(何かのフレーズに「ノックオン、体も痛いが、心も痛い・・・」が心を過ぎる)
それからが、「負の連鎖」3トライ目をノーホイッスルトライで奪われると、『ボォキィッ!!』と音を立てて心が折れ、チームプレイを見失い、ワンサイドゲームへ・・・
 
後半、個人技で あと20センチまで持ち込むも、「誰かが するだろう・・・」の心に負けて、結果、ノートライ。課題が多く残る交換戦となってしまいました。

 ラグビーは、柔道やレスリングと違い、ある意味「無差別級」の種目です。80kgの選手を40kgのが止めなければ 成りません。それには、一つ一つのプレーの意味、一つ一つの行動が大事です。その一瞬の大事さを 少しずつ、ちょっとずつ・・・学べれば と思います。
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戦評ありがとうございます。

勝っているゲームは、皆の気持ちが同じ方向に向かいます。でも、負けていると、立て直そうと思う人、あきらめる人、味方のミスを責める人、ミスをして落ち込む人といろいろな気持ちを持つ人が出て同じ方向で闘えなくなります。これを修正するためには、普段の練習から気持ちを同じ方向に向けて、何度も確認し合うことが必要です。
 これは、ラグビーだけでなく、君たちが大人になれば、チームや組織、仲間と仕事をする時にとても役立ちます。
そのために、ジャージやシャツなど、同じスタイルをし、合宿で同じ時間に行動するのです。コーチの戦評からみると、技術やシステムで劣っている訳ではありません。気持ちの問題です。
選手権に向けて、技術だけでなく気持ちもしっかり調整してください。
期待しています。



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