NPO熊本ラグビースクール活動ブログ

熊本で活動しているNPO熊本ラグビースクールの活動日記です。

筑紫丘RCJr.戦評(小学4年)

2012年10月29日 | 戦評
皆様
管理人2号です。
日曜日の練習は中止になって残念でしたね。
先日の筑紫丘RCJr.交歓会の4年生の戦評が渡辺コーチから届いております。

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16名参加
  スコア
 第1試合
      熊本    筑紫ヶ丘
   前半   0  -  9

   後半   1  -  5

   合計   1  -  14 
  
 第2試合
       熊本    筑紫ヶ丘
   前半   7  -  2

   後半   1  -  1

   合計   8  -  3

 雲一つない秋晴れの中、福岡大学さんのグラウンドを元気に走っていました。

 1試合目と2試合目で総入れ替えで臨んでみました。

 1試合目では、全体的に積極性が足りませんでした。最初のボールへの働きかけや、相手への体の寄せ、チームメイトへの指示、まったく出ていません。もっと意欲的に動いてもらいたいです。

 2試合目は、比較的ボールが動くゲームでした。パスをつないでトライまで行くプレーが幾つかありました。ボールを前に運ぼうという意識が高く、パスを受ける選手の声がよく出ていました。熊本も筑紫ヶ丘もよく走っていました。終盤はちょっとスタミナ切れになりました。走りこみ不足でしょう。

 2試合目では笛を吹かせてもらいましたが、試合中にラックのアンプレアブルの場面で選手から質問がありました。ラックにボールを持ち込んだチームの、反対のチームのスクラムからリスタートではないかとありました。競技規則には、第16条7項に「ラックの終了(スクラムへの移項)」とあり、「ラックの中のボールがアンプレアブルとなる直前に前進していたチームがボールを入れる」となっています。モールとラックでルールが混ざったのかもしれません。接点でのルールの解釈については、ケガやペナルティになりやすいので、しっかりと徹底して行きたいと思います。

 2試合を通して、組織的なディフェンスがあまり出来ていませんでした。タックルの、前の相手への体の寄せ方と、体の当て方は、練習でやっている事をもっと試合に出していきましょう。

 練習を試合のどの場面に生かしていくか、これは個人でそれぞれに考えてもらいたい部分です。自分たちで工夫をして、思い描いたラグビーをやっていってほしいと願います。

 試合後の食事は、お互いのチームが仲良く歓談していました。試合は全力で、終わったらノーサイドで仲良く、とても良い交流が出来たと思います。

 最後に、会場準備をしていただいた筑紫ヶ丘の保護者・コーチの方々、グラウンドを貸していただいた福岡大学の関係者各位に感謝申し上げます。

4年コーチ  渡辺
      了
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渡辺コーチの「練習を試合のどの場面で生かしていくか自分たちで考えてほしい」というのは、とても大切なことです。コーチたちは、一つの練習が、試合のどの場面で必要になってくるかを常に考えた組み立てをしています。
 スクール生には、練習と試合がつながる「あっ」を期待するのです。この練習は、試合のあのときあったなと思い出すだけで、練習と試合がつながってきます。そうすると練習の意味がどんどんわかってきます。もし、一つの練習が試合のどの場面につながるのかイメージできない人は、どんどんコーチに質問してください。
「わからない」→「コーチに聞く」→「理解していく」ができると、自分の思い描いたラグビーができると思います。


今日の名言
聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥


       

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