東日本大震災で被災されたみなさま、原発、台風の影響で避難をされている皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
(福)日本聴導犬協会附属「日本聴導犬・介助犬訓練士学院」準教授のだいすけ(もうすぐ4歳です,甲斐犬とシェトランドシープドッグのMIX,デモンストレーション犬)です。
夏休みが終わって、秋になると、ボク達の楽しみな食欲の秋そして、協会の活動にとっては、デモンストレーションシーズンに入りました。
毎日、ご来所のデモンストレーションや出張でのデモンストレーションをがんばっています
去年の今頃もデモンストレーションがたくさんあったおかげで、デモンストレーションデビューの子達もいたんだよ!例えばじん君(当時2才,ハウンド系のMix,介助犬訓練中)。協会でご来所デモンストレーションがある時は、一昨年から学院生さん達と一緒に介助犬のデモンストレーションをしてくれていたんだよ。学院生さん達と毎日一緒に訓練をしているおかげで、日に日に上達をしていったんだ。そして、ついにじん君の協会外でのデビューが決まったんだ!
じん君は、ハウンドという種類で動いている獲物を見つけて狩をする習性を持っている猟犬の一種なので、すばやく動くものや小さい子の動きというのはじん君の本能をくすぐってしまいますでも、学院生さん達との訓練のおかげで、そのような動きのある中でも落ち着いていることができるようになりました
初めての協会外でのデモンストレーションは、伊那市の小学校でした。小さいけれど、聴導犬のお仕事がとっても得意なこんちゃん(当時2才,シーズー)と一緒に参加をしました。有馬さん,ボランティアさん,(福)日本聴導犬協会附属「日本聴導犬・介助犬訓練士学院」を卒業してスタッフとなった佐橋さんの3人も一緒でした。ボクも一緒にいたら、心強かったと思うけど、この日は3ヵ所のイベントがあって、ボクは東京のイベントに参加していたんだ。
ボクは、じん君より少し早くデビューをして、今ではデモンストレーションが大好き^*・ω・*^vみなさまにボク達のお仕事を見ていただいたり、知っていただいたり、ボク達が成功するとたくさんの拍手をいただけて、とってもやりがいのあるお仕事なんだ!もっとたくさんの方にボク達のお仕事を見ていただきたいな^・ω・^おっと、ボクの話になってしまいなした・・・じん君デビューのお話に戻りますね
じん君、身体は協会で一番大きくて30Kg近くあるんですが、とっても繊細な子なんです。ボクも以前は人見知りだったんですが・・・。
いつもの慣れている場所でなく、小学生のお友達がたくさんいる前で介助犬のお仕事を見せるのって意外と大変なんだ。例えば、たくさんの大人の人たちの前でデモンストレーションをした方がやりやすい。どうしてかっていうと・・・
小学生のお友達は静かに見てくれる子達もいるけど、ボク達を見ると、喜んで声を出したり、急に動いたりと予想外のことが起こるんだ。でも、その時の小学校のお友達は2頭を見ても落ち着いていて、とっても上手にお話しを聞いてくれたんだよ。
じん君はというと、初めての場所で、初めて見るドアを上手に開けてくれたんだ。体育館の袖にあるドアだから、人が開けるのも少し重いかなって思うようなドアだけど、2~3回練習をしただけで、本番ではきちんと成功してくれたんだよ実は、一緒に行ってくださったボランティアさんも協会外でじん君とデモンストレーションをするのは初めてだったんだ。でも、じん君と一緒に靴下を脱がせたり、下に落としたものを拾ったりするお仕事を見せてくれたんだよ。
もちろん、こんちゃんも素晴らしいデモンストレーションを見せてくれて、有馬さんのサポートで無事デモンストレーションを終えることができました。ボク達のお仕事やお話をきちんと聞いてくれたお友達にも感謝です。ボクもいつの間にか、協会の中では兄貴分みたいな存在になってきました。これからも、ボク達の妹や弟たちがデビューをしていくと思いますので、運よくデビューに居合わせましたら、あたたかく見守って下さい。そして応援をよろしくお願いいたします。
候補犬 だいすけ
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