せがまれて行ってまいりました古生物学会、今年は会場が北九州市立自然史・歴史博物館でした。3会場に分かれて同時進行のため、どの発表を拝聴するかを息子その1と協議。将来新種の恐竜を見つけたいらしい(笑)息子のために恐竜関係はマストとして、この間関連地を訪れたばかりの美濃帯フズリナ関係の発表をメインにお話を伺うことに。学会自体は金曜日からあるのですが、息子その1は学校があるので土日のみの参加です。
10日午前中はC会場で、生層序の部(敬称略)です。
C01 河野聖那・磯崎行雄・佐藤友彦・張興亮・劉偉
南中国雲南省小灌田セクションにおける下部カンブリア系の岩相およびSSF正層序
C02m 佐野弘好・太田泰弘・杦山哲男
岐阜県舟伏山東部、美濃帯のペルム系円原石灰岩
C03w 太田泰弘・佐野弘好・杦山哲男
岐阜県山県市円原地区で発見されたParafusulina属とCancellina属が共産する灰白色石灰岩の地質年代について
C04w 杦山哲男・佐野弘好・太田泰弘
美濃帯のペルム系円原石灰岩から石サンゴ化石を発見
C05w 太田泰弘・佐野弘好・牧野帆乃香
カナダ、ブリティッシュコロンビア州南部Cache Creek村近郊のMarble Canyon石灰岩から産出したNeoschwagerina属について(予報)
・・・備忘のためにも内容をもう少し詳しく書きたいと思ったのですが、ブログ掲載の許可を取っていないのでタイトルだけにしておきます。でも予想外にフズリナ関係の発表が多くて少々驚きました。C02mで2014年に学会で公表したものの続報とおっしゃっていたので、毎年ではないと思いますが、学会初心者にとっては聞いたことのある単語が多くて助かりました。そして発表後にぽそっとつぶやかれたことが「そこをもっと詳しく!!」という内容だったりして、、、ああ、もっとお聞きする時間が欲しいです。
ランチョン小集会はお題が<みんなで語ろう「古生物の普及」>。すごく楽しそうだったんですが、会場が人でいっぱいで座席どころか立ち見できる隙間もなく、諦めました。