暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

習性

2019年01月03日 | 古民家

 いつの時代もペットブームはありますが・・・

昨年は猫ブームらしく・・・犬の飼育数を上回ったそうです・・・。

小型犬ブームで飼い始めた犬達が寿命を向かえ・・・その飼い主さんも高齢で・・・

その後の飼い控えだったり・・・

散歩や躾けが負担だったり・・・そんな理由で飼育数が減ってきたようです・・・。

爬虫類ブームの時の理由に・・・媚びないから・・・なんて話もありましたが・・・

猫も我が道を行く・・・・気まぐれな所が良いのと・・・・

散歩いらず・・・・(当然、オシッコも決まった場所に自分で始末しますから・・・)

餌は、犬の様にはあるだけ全部食べる事もしないので・・・(個体差はありますけれど・・・)

そんな理由から・・・猫ブームになったようです・・・。

ペット・・・と言うのか・・・・生活する上での相棒とも言われてきた犬・・・・

約9000年ほど前から、人と一緒に暮らし・・・番犬?狩猟犬・・・?などとして・・・

人と生活を共にしていたそうです・・・。

発掘された遺構からは・・・・人と一緒に埋葬されていたそうなので・・・とても大切で・・・

家族のような存在だったと思います・・・。

猫は家に付いて・・・犬は人に付く・・・そんな言葉があります・・・。

習性から来るものらしく・・・本能というべきものかもしれませんが・・・

人も・・・場所や環境の違いなど、歴史の違いで・・・大きく分ければ、狩猟民族・・・農耕民族になります・・・。

獲物を求めて住処を転々とする・・・狩猟型・・・一定の場所で作物を育てて、その場で暮らす・・・農耕型・・・。

最近では・・・仕事の変化で・・・拠点を持たず移り住む方も増えましたが・・・

終の棲家として・・・・生まれ育った町で暮らし続け、大切な住まいを継いで行く事が当たり前でしたが・・・

代々繋いで来たものを・・・自分の代でで途切れさせてしまう・・・処分してしまうのには抵抗がある・・・。

そんな考えで・・・なかなか前に進めない方々が多く、空き家の問題に繋がっています・・・。

移り住む方々の考え方では・・・暮らしている間は・・大切にメンテナンスしながら生活して・・・

その後は・・・次に住む方が、大切に暮らして行く住まいとなって・・・

家主は変われど・・・長い時間、住み継がれる住まいとなって行きます・・・。

習慣・・・習性・・・なかなか変えられるものではありませんが・・・

大切にするべき本質を理解出来れば・・・今何を大切にするべきかが、解かってくると想います。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする