暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

cool

2019年01月25日 | 古民家

 古民家・・・と言われると・・・大きな柱と梁が見上げるように組まれている建物を想像されるかと思いますが・・・

高度経済成長以前に造られた(高度成長の期間は1954年~1973年の間を指すようです。)建物で・・・

大きくて広い豪華な建物で無くても・・・職人さんによる丁寧な手仕事の住まいは・・・

素朴な造りと・・・実際に生活するには誠に便利で・・・気を張る事の無い、穏やかな佇まいの住まいとなっています・・・。

都市の住宅事情に合わせた長屋や、一区画に数棟寄り添って立ち並ぶ平屋などは・・・

地域の何気ない暮らしを、皆で支え合いながらの生活です・・・。

壁も薄くて隣の声が聞こえたり・・・醤油や砂糖の貸し借り・・・子供のお世話をしてもらったり・・・

少しづつ暮らしが変化して・・・失われた社会が・・・今は大切なモノだと見直され・・・

一部残った地域で・・・若い人達が以前の暮らしを少し受け継ぎながら・・・

新しい発想で・・・地域の暮らしを創っています・・・。

夫婦のすれ違い・・・・親子のすれ違い・・・近所の方とのすれ違い・・・関わりを持たない人達が増えて・・・

お一人様が流行のようになって・・・自由を勘違いするようになってから・・・

何か違う方向へ転がり落ちて行ってしまったように思います・・・・。

修繕に大きな費用が必要だと思われている、古い建物の代名詞・・・・・・古民家ですが・・・

60年以上・・・さほどメンテナンスがされていなくても住み継がれていれば、現役で十分暮らせる建物です・・・。

古くて汚くて・・・不便と思われている・・・それなりの古民家・・・

その良さに気付いているのは・・・若者と・・・海外の人・・・cool(クール)って感じでしょうか。

 

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