暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

現象

2019年07月09日 | 古民家

 火山の噴火は神の怒り・・・

・・・・大地が震え・・・・大地が割れる・・・我々に対する戒めとなる現象で・・・

自然に対する畏敬の念や畏怖は・・・幼くひ弱な知識の中から芽生えた感覚なのか・・・?

万物に神が宿る信仰が生まれたのは・・・・自然災害の多い日本の土地柄なのでしょうか・・・?

科学的な検証や・・・実験・研究で、構造や造りが解明されて・・・・

幽霊の正体まで・・・おこりうる現象の根拠を語ろうとする考え方・・・

物事には理由があり・・・・怪奇現象は科学の知識で解明される・・・・

そう語る方もいらっしゃいますが・・・・

伝統文化や歴史は・・・・人の感情や、想いの中で生まれ・・・暮らしの中で培われ・・・

繋いで来たモノが・・・時間とともに変化し・・・新しい基準となって来ました・・・。

理屈や計算ではなく・・・簡単に言えば・・・その時の気分・・・その時の長の考え方で変わる・・・

それも必然と言えばそれまでですが・・・深く考えず・・・気まぐれな考え方で良いのかなと思います・・・。

住まいを建てる時・・・地鎮祭を行います・・・。

土地の神様に・・・かりそめの住まいを建てる事の許しを請う意味や・・・

工事の無事と・・・安全を祈願するなど・・・大地に祈りを捧げる行いです・・・。

以前も書いたように・・・お祭りは、五穀豊穣・・・天の神に豊作を祈願する行いで・・・

子宝を祈願するものや・・・健康を願うもの・・・新しい時代を祝うもの・・・・

人はどの時代も祈りを捧げ・・・よりどころを求めて来ました・・・。

自然と向き合う時間が減って・・・畏怖の念に関心が無くなっていますが・・・

神の怒りである自然現象は益々大きくなり・・・暴発寸前の状況のようにも思えます・・・。

自然に寄り添う暮らしで感じるわずかな変化・・・それらを感じられる暮らしに、少しでも戻れるなら・・・

神様のか細くはかなげな言葉が・・・・聞こえるようになるかも知れません。

 

 

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