暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

2019年07月13日 | 古民家

 冬の、キュッとした冷気とは違い・・・肌を触れ伝わる涼しげな風も・・・・

少し湿気を帯びて・・・帰りの小道を歩けば・・・昼間に刈っただろう雑草の匂いが感じられ・・・

夏のムッとまとわり付くような、草いきれの匂いとは違い・・・

自然に生きる植物の強さを感じ・・・これから来る夏に向けて、力強く育つ準備をしているように思えます・・・。

きもだめしをやった記憶はあまり無く・・・子ども会で、お菓子ほしさに参加して・・・

お寺か神社の賽銭箱の脇に・・・何か置いて戻って来るとお菓子が手渡されるシステムだったように思い・・・・

1人だったのか・・・2~3人だったか・・・?・・・時間も、薄暗い程度の夕方で・・・ドップリ深夜にやったような記憶もなく・・・

その後は・・・遊園地のお化け屋敷くらいしか経験していません・・・。

トイレが外にしか無い暮らし・・・・電気が無い事で、こんなにも暗いのか・・・・?

停電も無く・・・どこに行っても防犯灯や常夜灯がある町中で・・・暗闇が恐れに繋がる経験は少ないと思います・・・。

田舎に行けば・・・窓を開け放って眠りにつき・・・聞こえて来るのは、虫の声や木の枝が触れ合う音・・・

川や側溝があれば・・・流れる水の音も聞こえて来ます・・・。

そんな音が聞こえなくなり・・・風も止み、湿度だけがグッと増えて・・・空気が重く感じる時・・・

トイレに向かう廊下の長さや・・・ドア越しに感じる違和感・・・先に見える暗闇が見通せないほどに感じられ・・・

和室に掛けられた・・・誰か知らない写真や仏壇が頭の中に浮かび・・・・

行灯や・・・蝋燭の暮らしでなくても・・・夜が特別な時間帯だった感覚を感じられたような体験です・・・。

日常は・・・とても危ういバランスで保たれて・・・話しを大きくするなら・・・地球の存在を奇跡と考えれば・・・

毎日の何気ない暮らしや・・・幸せな時間はとても貴重で・・・暗闇に恐れることが少ない生活・・・・

(無駄に消費する暮らしが良いのではありませんが。)

その幸せを繋いで来てくれたモノを・・・・

自分達も・・・次の世代・・・未来の子供達に残し・・・時代と共に変化する暮らしをしなければいけないのかな・・・と想います。

 

 

 

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