暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

美しさ

2019年07月10日 | 古民家

 田舎はつまらない・・・と・・就職先が無い・・・と嘆きながら・・・人の多い場所を・・・

刺激の多い空間を求めて、人は都市に足を運び・・・・

挫折する者・・・・成功する者・・・・・そこそこの暮らしを手にする者・・・・

貧しい時代を経験して来た人達が・・・・望んでいるだろう考えを代弁して伝えて来た方で・・・

暮らしを大切にしよう・・・・まじめに暮らしについて考えて・・・もう少し愉しく・・・美しく暮らしたいと・・・・

そんな言葉を残したある方は・・・・

多くの・・・・ちょっとした喜び・・・ちょっとした工夫で、豊な楽しさを作り出して来ました・・・。

(その方の言葉を使わせて頂いています。)

日本の文化は・・・良くも悪くも・・・戦後から大きな変化を強いられて来ました・・・。

それは・・・米国の考え方であったり・・・一部の支配階級の考えであったり・・・

多くの人が望んだ事かもしれませんし・・・レールが敷かれてしまっただけなのかもしれません・・・。

高学歴の方々は・・・・将来の就職先・・・安定職業・・・老後の安心を求めて幼い頃から・・・

努力をして来たのだと思います・・・。

否定はしませんし・・・勉強してこなかった自分のひがみかも知れませんが・・・・(あくまでも個人的な感想です。)

社会常識・・・・生活にはさほど困らないであろう・・・些細な暮らしのあれこれにはとても無知で・・・

日本文化の礼儀や慣習・・・季節毎の祭礼・・・・日常生活の工夫やたしなみ・・・・

教わる時間も・・・それを大切な身だしなみだと・・・伝えてくれる大人も、廻りにはいなかったのでしょう・

女性を差別するのではありませんが・・・・

朝、布団の中で目を覚ますと・・・コトコト・・・タンタン・・・・・お味噌や、お米の炊き上がりの香りが、やわらかく鼻を刺激して・・・

縁側先で・・・洗濯物を干す、母親の姿を見ながら・・・遊ぶ子供達・・・・

専業主婦・・・家事や子育てが女性の成すべき事・・・・そんな時代から少しづつ変化はして来ましたが・・・

女性の地位向上を求めて、多くの活動がなされても・・・・

いまだに・・・日本の伝統行事の中で・・・女性が表舞台に立つことを拒む風習があります・・・。

古民家や地方の暮らしとは・・・

幼い子供でも・・・・おじいさんでも・・・・誰もが役割を持って・・・暮らしが成り立っていました・・・。

働き者が当たり間えの暮らしで・・・働かなくては・・・暮らしが成り立たない生活です・・・。

万人が受け入れられる暮らしではないかもしれませんが・・・

そこにはちょっとした喜び・・・美しさ・・・愉しさが生まれていたのだと想います。

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする