暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

命ある

2019年09月14日 | 古民家

 フワフワと・・・気ままに飛び交う蝶々達・・・お花畑にいるのには大切な訳があり・・・

甘くて魅力的な花の蜜を分けてもらうのと・・・次の世代を残す準備をする為・・・

緑のおいしそうな葉っぱ・・・生まれてくる子供達に、安全で・・・

たくさんの葉っぱを食べられる環境を用意してあげる・・・

優雅に飛び回っていますが・・・一生懸命、次に繋ぐ命を掛けた行動です・・・。

甘くて惜しい果物には・・・ミツバチなどの行動が大切で・・・授粉の手助けをしてくれています・・・。

今では・・・人の手で行っていますが・・・その花粉も、少し離れた所で取れたもので無いと・・・

おいしい果物が出来ないそうです・・・。(出来るだけ系統の遠い交配が良いそうです。)

みずみずしく・・・歯ごたえがあったり・・・柔らかかったり・・・甘みも強く・・・

品種改良されて・・・聞いた事のない名前で・・・毎年新種が出てきますが・・・・

同じ品種の木でも・・・個性や・・・育つ土の良し悪しによっても、育つ果物の味は変わって・・・

人と同じで・・・生まれ持った性格があるのだと思います・・・。

1本1本違う木材で建てられた住まい・・・新築当時の顔があり・・・・

数年過ぎて・・・少し落ち着いた様子が見えて来て・・・

数十年過ぎると・・・貫禄が出てきます・・・。

100年も経てば・・・大御所の風格を持って・・・どんな家族が暮らしても・・・

受け止めるだけの・・・大きな包容力を感じられます・・・。

30年で解体され・・・次々と入れ替わる建物では・・・大きな存在感や・・・貫禄は無く・・・

みすぼらしさが先に来てしまうような気がします・・・。(個人的な見解です。)

時間とともに成長する住まい・・・人と同じように、命を繋ぐ仕組みを持った古民家は・・・・

・・・命ある住まい・・・そんな風に想います。

 

 

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