暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

基準

2019年09月16日 | 古民家

 とても質素な食生活だった頃・・・

朝はご飯とみそ汁・・・お昼は梅干しおにぎり・・・夕飯は、朝炊いたご飯とみそ汁に漬物・・・

月に数回・・・お魚が付けば良い方・・・。(野菜も各種・・鶏肉、ジビエなどもあったようですが・・・)

西洋文化の影響を受け始め・・・牛・豚などが庶民の口にも入り始めたり・・・

食生活や以外の部分では・・・暮らしの衛生状態に目が向き始めたり・・・

そんな流れがあったらしいです・・・。(細かな正否は許して下さい。)

食育という言葉を聞き始め・・・食品添加物や合成着色料など・・・気にするようになり・・・

それでも・・・素人では解らない部分で、多くの添加剤は使われ・・・

安い商品を求めてしまう暮らしは止める事も出来ず・・・。

体に悪いからと・・・本当にこだわってしまえば・・・食べるものなど無い社会・・・

住育と言われても・・・誰もがピンと来ないのは致し方無く・・・

安くて・・・たくさん食べようとすれば・・・おのずと体にはあまり良く無いモノに手が出てしまいます・・・。

安さを求めて住宅を求めれば・・・規格化された住宅に・・・

窓は少なくても・・・耐震性の良いであろう作りの・・・5年・・10年毎のリフォームを課せられた住まい・・・

補助金や・・・ランニングコストの良さを歌い文句に、快適な箱を並べられ・・・

化学物質で作られた素材をふんだんに使った住まいで・・・35年を過ごす事になります・・・。

そんな事を言いながらも・・・それが今の基準で・・・

社会の常識になっている現状はすぐに変える事も出来ず・・・。

・・・でも・・・小さな取り組みの継続が・・・大きな力になる事はあります・・・。

林業の考えたかと同じように・・・これからの暮らし方も・・・

10年・・50年・・・100年後を見据えた取り組みが・・・

本当に必要な考え方なのかも知れません。

 

 

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