秋風に揺られる稲穂が、どの場所でも見られるなら・・・
とても豊かな国だなと思えます・・・。
荒れ果てた町や道路・・・見渡しても緑や黄金色が想像出来ない場所もあって・・・
子供たちの記憶に残る景色が・・・がれきや荒れ果てた黒い土しか思い出せないなんて・・・
どんな理由をつけても・・・今を生きる大人が暮らしを見つめ直さないといけないような気がします・・・。
この先10年・・・もっと先の50年を見据えて植林をしながら山を守って、育てて来た人達がいて・・・
住い造りは目の前の時間だけでは育てられなくて・・・遠い先を語らいながら育ててきました・・・。
国の政策で、間違った部分が多くても・・・この先100年を見れば・・・
なんてことはない・・・前に向かってやり直せる事ばかりです・・・。
身の丈にもならない暮らしの中で・・・心が豊かに育てられたのは・・・
日本の原風景や・・・そこで暮らす人の素直さがあったから・・・
過酷な思いをバネに・・・今の暮らしがあるのも確かですが・・・
不確かな時間は、不安を育て・・・薄暗い景色が続いてしまいます・・・。
緑豊かな場所に育つ暮らしを、この先も無くさない話をしていきたいと思います。