暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

贅沢

2021年09月18日 | 古民家
 記憶に残る小さな粒は・・・大人になると小さくなり・・・
もっと大人になると膨らみだし、時には花を咲かせ・・・その頃の記憶を美しく蘇えらせる・・・。
どうしたら思い出せるのかは解らないけれど・・・ある日突然思い立ったように弾けたり・・・
少しづつぼんやりと浮かんできたり・・・。

小さな頃のまま大人にるのはおかしなもので・・・横目で見られる自分を真っすぐ見続けないといけなくて・・・
廻りと違う自分と比べる真似をしてはいけないみたいで・・・。

今更、茅葺の住まいを手に入れるでもないだろうけど・・・
風を流して・・・大きな屋根で日差しを受け止める住まいは・・・
日本の暮らし向きにちょうど良く・・・
廻りに木々の声が聞こえる場所を迎えられるなら・・・こんな贅沢は無いと思う・・・。
太い丸太と萱と・・・対話する職人が少なからず育っている環境がもたらす贅沢は・・・
自然にとっても・・・この上ない贅沢な記憶の粒が残せるんだと思う。
コメント
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