耳を澄ましてはいないけど・・・
どこかで人の声が響いて・・・どこか遠くで列車が鳴り・・・
ピリピリと、風の舞う音がする・・・
世界が無音なんて、この世の中には無くて・・・いつもどこかで誰かを感じている・・・
それが無くなる怖さを・・・誰も知らない・・・。
消える町がある・・・
人の気配が少なくなる時が舞い降りて・・・お店も、電車もバスも消えて・・・
最後に、人もいなくなる・・・。
世界の終わりがその町にだけ訪れて・・・人の暮らしは見えなくなってしまう・・・。
自然豊かな場所を切り開いて・・・活気ある場所を育てて来たけれど・・・
調和を越えた暮らしが溢れて・・・どこからか追いつけない時期が訪れ、また元の姿に戻ろうとする自然の流れがあるのかもしれない・・・。
思うよりも簡単で・・・単純な暮らしが、なんだか元気で楽しい暮らしなのかも・・・
古民家で見える、少し手間のかかる毎日が・・・飽きる事のない自然で単純な暮らしなのかも知れません。