暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

お節介

2021年09月05日 | 古民家
 薄いみどりの小さな先っぽに・・・レンズのような水滴がポロリ・・・
自分の顔が映るくらい近づけば・・・小さな世界は見えて来る・・・
小さな小さな時間が・・・ゆっくりと流れています・・・。

大木から落ちた下草に・・・いくつものドングリや種が転がり・・・
空に向かって胞子が跳ねて・・・次の世代に子供を残そうと、木々や草花は一生懸命に工夫を重ねて変化してきました・・・。
プルプル回り空を飛ぶ種・・・昆虫や鳥に運ばれる種・・・
新しい暮らしに夢を弾ませ・・・風に運ばれ、親から離れ・・・
どれだけの数が大人になって、見上げる大木になるのか・・・大きな花を太陽に向かって咲かせられるのか・・・

細く成長の悪い木は伐採されて・・・大きく育つ木々の礎になります・・・。
余った木を加工材としてチップにしてしまうのではなく・・・
そのままの良さを生かし、作業小屋を建て・・・杭に使い・・・
多くの行き先が生み出され、どこまでも使い切る考えがあります・・・。
生まれる時から・・・自然に帰るまで、お節介を焼ける暮らしが、心地いいと思います。

コメント (1)
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