足を踏み入れてはいけない場所が始まり・・・
いつの頃かは定まらず・・・
迷信に寄り添う暮らしは、長々語りてどこまでも・・・
隠れ、よろめき・・・浮かぶ場所には・・・
人の気配が隠れている・・・。
幽霊や妖怪・・・動物や昆虫たちよりも恐ろしい人の影が・・・
単純に差し入れられない闇の中で育ち、姿を変えて・・・
簡単に深く・・・遠慮なく急ぎ足で・・・
想いもよらず現れて・・・色を成す程変わり果ててしまう・・・。
庄屋に名主・・・威風堂々立派な古民家が、宿泊施設に成り・・・
土蔵や納屋が・・・住まいやCafeに成れば・・・
落ち着いた造りと時間が育む質感は・・・安らぎの空間として・・・。
大きな屋根に懐深い軒や天井が・・・無防備な、素の暮らしに刺激を受けると・・・
肌触りが悪そうでいて・・・ヒリヒリ感じる居心地に震えても・・・
暖かく生きる温もりが・・・土や木材から伝わって・・・
人の怖さややさしさを、宿した古民家に・・・どこかで憧れるのかも知れない。