手数が増えれば、歯がゆく・・・すんなり手数で、道具が走り出す・・・
ある日突然、景色が変わる時が訪れるには・・・どれだけ真っすぐ歩みを止めないでいられるか・・・。
おもしろくも無いお手本を前に・・・繰り返す安直さは・・・
10年も過ごせばいかがなモノかと言いたげに・・・
夢破れてしまう・・・お決まりの年月になる・・・。
15~20年も過ぎてしまえば・・・暮らしもずいぶん変わるのかと思えば・・・
目新しい出来事も無い、隙間風の暮らしだったのかも知れなくて・・・
住まい造りの担い手が・・・今から半分になる時代も、そうそう夢では無いように思えて来る・・・。
小さな2人住まいの平屋も・・・のけぞるほど、大勢が暮らすタワーマンションも・・・
差別用語になるほど忌み嫌われた・・・職人の世界で造られて・・・
未来の中で廻り続ける人の手が・・・まだまだ必要とされる・・・。
人力で・・・東京湾に台場が築かれるほどの力は失われ・・・
技術がガラゴロと・・・見違えるほど早く町は生まれ変わるけれど・・・
間違いは人の手で・・・精密さも人の手で・・・
どこまで行ってもお手本は・・・
人の力が守ってくれ・・・体が覚える手数の多さが大切なのかも知れない。