つまづいた場所で生まれると・・・怒りの矛先が解らなく・・・
抱き上げる場所で生まれると・・・やさしさの行き先が見えて来る・・・。
誰もが一緒に歩け・・・先を走るでも無い薄闇の中に・・・
カチコチと、音を奏でてうろつき回って・・・
風の音に怯えながら・・・その意味を知ろうとしている・・・。
道具を造り・・・手仕事を育て・仕上げて、いくつもの理想を高めて行く・・・。
終わりを迎えると・・・ションボリふんぞり返って・・・
次に向かうすべてを賭けるまでには・・・凸凹な時間を過ごして・・・
ふり絞っても間に合わない、次に渡す技術の濃さは・・・誰一人欠けてはいけない時間の過ごし方で・・・
振り返れば・・・見えない影が、いくつも重なり守ってくれている・・・。
自分で精一杯が溢れだそうとする仕業に・・・足を取られてしまう時も・・・
余裕が生まれる一番に・・・天変地異を生み出す暮らしに嘆いて見ても・・・
小さな言葉は呑まれて・・・人違いの方向に転がってしまうと・・・
巧みに繰り出す噂の無責任は・・・答えようもない坂道を転がってしい・・・
取り戻せない意味を載せ・・・風にさ迷い、暮らしに影を落としてしまうのかも知れない。