暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

奇跡

2023年09月10日 | 古民家
 いわゆる、手間ひまを・・・惜しんで何事かに勤しむにもお腹は減って・・・
心意気だけではご飯も食べれ無く・・・伝統文化だとか、残したい伝統技術と押し付けられてみても・・・
暮らしの中で見かける、当たり前に居なければ・・・
それは・・・昔話しの愉快な登場人物で・・・
どこにいても忘れられない暮らしにはならないように思える・・・。

職人さんの技が映えるのは・・・何度も同じ作業をして、いつでも同じものを携えて・・・
飽きもせず・・・同じ様子に造り上げる技術だとすれば・・・
いつになっても修行の意味を知り・・・基本の中で堂々巡りの謙虚さが・・・
奇跡の仕事を残して・・・奇跡がいくつ生まれるのか、探し続けているのかも・・・。

手仕事に支えられて・・・モノ造りに生かされて、工夫に知恵の騙し合いに支えられながら・・・
世界が繋がり教えられて・・・もう一歩先に進めるように育って来たけれど・・・
手を放し・・・遺産になって忘れられ、何度か振り返りながら変化して行く・・・。
木と土から・・・金属・コンクリートへ・・・住まいの質感は変わり・・・
肌に合わないと言われながらも・・・古き良き文化は棚に置かれ・・・
見世物芝居の緞帳が開けば・・・口をそろえて頷いて・・・
誰も知らない経験と暮らしを頭に描いて・・・朝を起きれば・・・
奇跡の仕事は横に置き・・・現実の姿に安心しているのかも知れない。







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