花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

元旦の宝篋山は大賑わい

2013年01月02日 | 登山

1月1日早朝、宝篋山(通称小田山)山頂は初日の出を
見ようと、数百人の人が登ってきた。
山頂の一角で、テント泊した人もいて、凍えそうな風のなか
地元の小田の方たちが、ドラム缶で火をたき、参加者に熱い
甘酒を振る舞ったりしてくれました。感謝!!

ドラム缶のたき火で暖まる人々。
いやー助かりましたよ。カメラを持つ手が凍えて、大変でした。

日光方面から吹いてくる西風が強烈で、夜景も何枚か撮影しましたが
(三脚でタイマー撮影した)ほとんどブレてピンボケでした。

ピンボケの夜景写真ですが、流石に元旦は家の明かりが
多くて
、普段では見られない絶景でした。
南の学園都市から東京方面の夜景は、特に良かったのですが
西からの横風をまともに受けて、全部ボケてました。
軽い三脚にしたのが間違いの元でしたが、重たい三脚をもって
山に登るのも、だんだん体に堪えて(泣) 車に置いてしまいました。

しかし、これだけ人が集まったのに、今年の日の出は不発でした。
鹿島灘の上に黒雲にたれ込め、日の出の時間は隙間から真っ赤な
光がちらりとみえただけ。
雲の上から出たときには興ざめでした。

でも、小田振興会の事務局長の音頭で、日の出の時間に万歳三唱
行きがかりじょう私も三唱しました。


太陽が雲の上に出た後、今年最初の雪の浅間山がみえました。

上の写真に対応する展望図を追加します。展望図に
一番左に稲含山を入れたのは、理由が有りまして、この山の形を
覚えておくと、その左に八ヶ岳連峰が続くのと、右に平らな艫岩の
荒船山が見分けられます。


上の写真からトリミングして拡大した浅間山


こちらはおなじみ日光連山、右から女峰山、小真名子山、大真名子山
男体山(別名黒髪山)
その左には、五色山から前白根、白根山と続くのだが、白根山の
上に雪雲がかかって判別が難しい。


こちらは白根山から袈裟丸山の風景。
真ん中は皇海山かな


これはたぶん赤城山(中央の山)昨年、初めて登って
メギの真っ赤な実を撮影した山

まあ何と言っても、私にとっては浅間山がみえたことが
嬉しい。
先輩のNさんの北軽井沢のセカンドハウスに泊まり、湯の丸高原や
高峯高原を歩いて、仰ぎ見た浅間山の雄姿が忘れられない。

そう言えば、草津白根山の紅葉を見るため、夜明け前に起きて
二階から降りるとき、足を踏み外して転げ落ちた事も有った。
すさまじい音で落ちたから、みんな驚いて起きてきたっけ。
また北軽井沢におじゃまして、池ノ平湿原でも歩こうかな。

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宝篋山に登る前、午前2時過ぎに筑波山神社に初詣に行った
たぶん駐車場は混んでいると思い、神郡の駐車場に止めて
つくば道を歩いて神社に行った。
久しぶりに「つくば道」を歩いたら、神社が遠くに思えた。

若い女の子たちが、気軽に向こうから挨拶してくれるのが嬉しい。
若い男の子は、元気に挨拶するもの、知らんふりするものと
様々に別れる。

このつくば道は、車で走れる坂道としては、全国有数の急坂とかで
ネットで紹介されたりしている。
車もきついが、歩くのもきついよ。

神社に着いたら、案の定人でいっぱい。
お参りも順番待ちだった。
あまりの寒さに、どんど焼きに人が集まってくる。

つくば道を帰るとき、真っ正面に東京スカイツリーの
点滅する明かりが見えた。