花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

霧のカーテンが開くと一面の日光キスゲだった雄国沼

2013年07月08日 | 登山

霧が晴れて、一面のニッコウキスゲが広がる雄国沼(おぐにぬま)





太平洋高気圧が張り出して、梅雨前線が北上し、関東地方は
梅雨明けして猛暑の予想なのに、まるで北上した梅雨前線を
追いかけるようにして福島県の雄国沼に出かけていった。

そして予想通りに、登山口の雄子沢(おしざわ)に着いたら
雨が降り出したのだった。
9時頃に着いたが、20台ばかりの小さな 雄子沢川駐車場は
すでに満車で、遙か彼方まで路上駐車が並んでいた。
駐車場が満車の時は「ラビスパ裏磐梯」に駐車するように注意書き
が有ったのだが、最短の雄子沢ルートを登りたいので、路駐をしたのだった
それが帰りの時に、フロントガラスに警察の注意書きが張られる原因に
なったのだった。

雨でぬかるんだ樹林帯の登山道は、それほどの急登は無いが、滑るので
ペースはあがらない。
しかも花を探しながら歩くので、何組もの登山者に追い抜かれて
しまうのだった。
そして後半は、早くも下山してくる登山者やツアーの団体さんと
すれ違うのだった。


湿原にはトキソウが沢山咲いていて、本来のニッコウキスゲの
観察を忘れてしまいそうだった







やがて色鮮やかな「サワラン」も沢山咲いていて、「サワラン」には
「触らん」などと冗談が出るのだった。



サワランの群生も有った


秋には真っ赤な実を付ける「ツルコケモモ」の花も
競うようにして咲いていたが、駒止湿原のように身近に
撮る事が出来ないのが残念だ。