ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

「そんなあなたに私もなりたい」

2017年12月15日 11時30分15秒 | owarai
あなたがそこにいるだけで
笑顔が増えてくる
みんなの心がなごむ
あなたは心の太陽だ

「あなたは心の太陽だ」、たしか
五十数年前に読んだ小説の中に、
こんなラブレターがあったと
記憶している。

恋人同士だけでなく、そんな
人がいれば、まわりの人もみ
んなしあわせになれる。
そんなあなたに私もなりたい。

いつでも歓迎される人、ときに
は敬遠される人もいる。できれ
ば、多くの人から歓迎される人
になりたい、と思うのは欲張り
の私だけではないだろう。

「“ほめ上手”は心の才能」

2017年12月15日 06時44分33秒 | owarai
人から賞賛や尊敬をうける
ことは、うれしいことにち
がいない。

しかし、こちらが人をほめ、
尊敬することは、それ以上
のしあわせである。

自己中心の人は、ここのとこ
ろが逆になりやすい。そのた
め、思うように賞賛をえられ
なくて、不満ばかりがたまる
のである。

人をほめるのは、ギブの行為
である。相手を自分よりも上
におくことである。だから、
これをするとき、幸運な心に
なれるのである。

複雑な現代社会の、ややこし
い人間関係にもされて生きて
いると、ついダレやカレをけ
なし、批判し、悪口をいいた
くなってくる。

やむをえないことであろうが、
しかし、それの度がすぎると
いうのは、どういうものか?

「腹にすえかねる」ことも多
かろうが、やはり悪口たぐい
は、なるべくおさえるにこし
たことはない。

一時的にはスッとするのであ
ろうが、大きな眼で見るとき、
それは自分の得になること、
ましてや、自分の品性を高め
ることなど、ありえないから
である。

なるべく人の長所、美点を見
て、これをほめるように努め
たほうがよい。

一見、自分を下げるようだが、
実際はこれによって、自分が
高められるのである。

「ほめ惜しみ」をするのは、心
がせまく、根性がケチくさいか
らだ。惜しみなく人をほめよう。

すると心が洗われて、自分も
ほめてもらえるようになるだ
ろう。まずギブしなければ、
だめである。

明治・大正期の人道主義作家、
有島武郎、非常に純情で、心
のやさしい、正義感にあふれた
人であったらしい。

その心情から、貧しい労働者階
級への同情や、社会主義思想へ
の共感が生まれ、父からゆずら
れた北海道の広大な農地をぜんぶ、
小作農に分けあたえる、という
行為までした。

しかし、潔癖な理想主義と現実
との相剋(そうこく)による苦
悶のはてに、ついに行きづまり、
愛人との心中によって、四十五
年の生涯をみずから閉じた。

この有島は“感心屋”とアダ名
されていたそうである。どんな
人であろうと、その年齢や地位
等に関係なく、相手のすぐれた
点を見つけては、心からこれを
称え、尊敬した。人の美点に関心
ばかりしていたので、それで
“関心屋”――

「甘い」とか「おめでたあい」な
どと、評する必要はあるまい。
これだけ人の美点ばかりを見つけ
だせるというのは、心の才能な
のであり、それだけ余人よりも
しあわせでありうる、といえる
からである。

感心屋――美しい、心温まるアダ
名ではないか。人のアラばかり
探してけなすのが、“寒心屋”。
心が冷えて、お寒いのであります。