ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

『宝にかわること』

2019年10月13日 13時17分28秒 | owarai
価値がないと
思われるものでも、
宝にかわることは
数多く存在する。

たとえば、雨が降れば傘の
価値はあがり、晴れが続けば
価値がさがるように、

この現実世界では「価値」という
ものは宿命的に相対的であること
から免れない。

人生における価値も同様だ。
誰が定めたのかも明らかでない
世間の価値基準に一喜一憂した
ところで、あなたが得るものは
少ない。

むしろ、昨今では世間が低く
なってしまった愚直さとか
善意とかをあなた
が大切に保存しているとすれば、

やがて人類の宝として高い評価を
得ることになるだろう。

『わたしを止めないで』

2019年10月13日 13時09分39秒 | owarai
わたしを束ねないで
あらせという花のように
白いネギのように
束ねないでください

わたしを止めないで
高原からきた絵葉書のように

わたしを名付けないで
娘という名 妻という名
重々しい母という名でしつけ
られた座に
座りきりにさせないでください

わたしは風
りんごの木と泉のありかを知って
いる風

わたしを区切らないで
コンマやピリオド いくつかの段落で

そしておしまいに「さよなら」が
あったりする手紙のようには
こまめにけりをつけないでください

わたしは終わりのない文章
川と同じに
はてしなく流れていく 拡がっていく
一行の詩

『言葉を捨てることにより・・・』

2019年10月13日 12時48分53秒 | owarai
言葉を捨てることにより、
明瞭な答えを
得られることもある。

あなたは言葉によってこの世界を
体験している。あなたに向かって
発せられた言葉や、あなたが発した
言葉で喜んだり悲しんだり怒ったり、

ジェットコースターのように想いが
上下する毎日を過ごしているのでは
ないだろうか。

内的な言葉であっても、声に出した
言葉であっても、書いた言葉であっ
ても、あなたはつねにこの現実を
言葉によって構成した体験している
のだ。

でも、とても大切なことをひとつだ
けを覚えてほしい。それは、あなた
が本当は言葉を介さなくてもこの
世界を直接感じ取ることができる
ということを。

本当に大切なフイーリングは言葉
に置き換える必要などないという。

そう、沈黙は場を制す。

「欲望という名のパートナー」

2019年10月13日 12時00分43秒 | owarai
人生が舞台ならば、どこかに必ず
バックステージがあるはずだ。

欲望という名のパートナーは、思い
のほか名優で、日常という舞台裏の
上で所狭しと動き廻り、泣いたり
笑ったり忙しい。

ある日は、やさしさごっこに明け暮れ、
ある日は、嫉妬を偽善にすり変え、
スーパーマンよろしく正義の味方を
装う。

そのため、仮装舞踏会さながらに、
その日その日、様々な衣装に身を
固め、化粧に工夫を凝らす。

彼らは、めったに人前で素顔を晒す
ことはしない。そして、彼らの演技
は完璧に近い。何故なら彼ら自信で
さえ、演じていることを忘れるぐら
いだから。

役名も、愛子だの、夢男だのという、
多少インチキ臭いけれど、もっとも
らしいのに変えて、本名の“欲望”
などという野暮ったい名前はどこか
に置き去ってしまう。

女はいくつになっても、女でありた
い。当たり前のことだ。しかし、い
つの間にか、妻だの母だのという役
の方が身について、

女という本体は、妻と母の重い衣装
の中に奥深く隠されてしまう。
ある日、そのドレスを突然脱ぐ。
舞台裏でだ。そしてその心地よ
さに酔う。

女に戻る一瞬だ。

女の舞台裏、飛び出した先が、光
輝くオリンポスの丘なら良いが、
アフタヌーンショウでは、あまり
に肌寒い。

多分、免疫が少ないから、妻と母
の衣装を脱いだ女達は風邪ひきや
すいのだ。

女が靴と衣装を脱ぐ時は、それなり
にご用心、ご用心。

『ほめる』

2019年10月13日 11時44分48秒 | owarai
昨日、誰からも
ほめられなかった。
でも、
きのうは、あの人を
ほめてあげた。

ほめられて
ニコニコしているあの人より
私のほうが
照れくさかった。

誰かが見たら
どっちがほめられたか
わからないだろうな。

『せつない・・・・』

2019年10月13日 08時02分02秒 | owarai
こんなに好きなのに、

どうして好きなだけでは
いられないのでしょう。

恋しさは淋しさによく似て
いて、
逢いたい想いも淋しさに
似ていて、

私ひとりを見つめてほしくて、
愛する人をひとりじめしたく
なっちゃって。

やがて淋しさからや
やきもちが生まれて。

そんな恋の渦巻きに
巻き込まれそうなとき、

やきもちなんて知らないよ、
と、

見上げた空から降る雨が
        なんだか悲しい。

『求婚の告知』

2019年10月13日 07時58分42秒 | owarai
一日もはやく私は結婚したい
のです
結婚さえすれば
私は人一倍生きていたくなる
でしょう

かように私は面白いオトコである
と私はおもうのです

面白い男と面白く暮したくなって
私をおっとにしたくなって
せんちめんたるになっている女は
そこらにいませんか

さっさと来てくれませんか女よ

見えもしない風を見ているかの
ように
どの女があなたであるかは
知らないが

あなたを
私は待ち侘びているのです。