ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

「いのち」

2020年06月03日 17時06分49秒 | owarai
あしたの朝に咲いて
あしたの夕方には枯れる
あしたの朝には愛でられて
あしたの夕方には忘れら
れる

限りある命だけれど
どうしても

今は生きたいあなたのために


YouTube
宇多田ヒカル - Goodbye Happiness (Live Ver.)

https://www.youtube.com/watch?v=cKlzhfUgRUM

「恋は薄いほうがいい」

2020年06月03日 14時53分00秒 | owarai
この”薄い”というのは、
恋愛自体を薄くしてしまう
という意味ではなくて、

気もちに余裕をもつという
こと。

恋愛に向かう気もちは百パ
ーセントだったとしても、

それを相手に表現するに
あたって、ある程度の節度
や自分らしさを保ちましょ
う、

ということです。

      ◇

「白いラビリンス」
熱い想いを冷ますのを
通り越し そのまま

フリージングしてしまう
ような雪もあるのだ

白さは 闇の夜を
浮き立たせ 赤裸々に

悲しみまで 暴いて
時として残酷だ

幼い日 あどけなく 白く
無垢だった 雪の世界は

大人になって さまざまな
想いで 見上げ 眺め

ただごとでない 白い吐息
つかせる

ただ あらがいようのない
白い世界は

すべてのもを 均一にする
威力を持っている

都会の雑多な色合いも
人々の 喧騒も 営みも

白という まっさらな 
色なき色と 音なき音で

時に残酷に 時にあたたかく
均一 平等に戻す

「オトナになれ」といういくつかの夏を経て、「コドモに帰れ」という夏が待っている。

2020年06月03日 13時57分07秒 | owarai
入社したての頃は枠にとらわれ
ずに仕事をしていた人も、たい
ていはいつからか空気を読み、
ルールの範囲内で何ができる
かを考えるようになります。

子どものように自由に発想し、
ときには大人になってグッと
こらえる。そのバランス感覚
を身につけたいですね。

そういえば。親友も恩人も、昔は他人だった。

2020年06月03日 12時51分53秒 | owarai
思えばあの人も。ほんの
数年前までは名前も知ら
ない他人だったのに。
まさかこんなに仲良くな
るなんて、不思議だ。

尊敬したり、嫉妬したり、
迷惑したり、迷惑をかけた
り。出会いは私にいろんな
ことを教えてくれる。
そしてそういう経験が今の
私をつくっている。

あなたがいない自分は
自分じゃない。そう思わせ
てくれてありがとう。
いつか私も誰かの一部に
なれるだろうか。さあ乾杯
しよう。その一杯は人と
人をつないでくれる。

東京の街が、どこか似合わないきみが、好き。

2020年06月03日 07時51分56秒 | owarai
よく、「ギャップに惹かれた」
という言葉を聞きます。コワ
モテの人が小さな虫に怯えて
いたり、完璧に見える人が
不器用だったり・・・・・

一見ネガティブなことも、
ポジティブな違和感になる
のです。人は人の弱い面を
見ると、つい心を許してし
まう生き物なのかもしれません。

大切な約束。

2020年06月03日 05時26分18秒 | owarai
「・・・高速道の下り線は、
関越自動車道が嵐山パーキ
ングエリアを先頭に45キロ、
中央自動車道は元八王子バス
停を先頭に32キロの渋滞と
なっています・・・」
それはお盆だったかもしれ
ない。

大学一年の夏、「十年後この
場所で」と、僕たちは別れた。
ドラマみたいでやだなと思った
が、
二人とも別な人とつきあって
いたから、この恋を一度凍結
しょうと、そうした。
場所は風の強い川原だった。
遠くのビルの間から花火が
見えていた。
大切な約束。
それなのに時間も場所も
曖昧にしたのは、
21世紀なんてまだまだ
先で忘れてしまうに違いな
いと思っていたから。

十年が経ち、僕はそんな
自分がなつかしくなって、
ふとあの河原に行ってみる
ことにした。
彼女に会うためというより
も、自分を振り返るために。
その十年の間に僕は就職し、
転職もしていた。

結婚こそしていなかったが、
また別な人とつきあっていた。
風の便りに彼女が外資系の
金融機関で働いていると聞い
ていた。

僕は河原に車を止め、沈む
太陽を眺めることにした。
カーラジオから交通情報が
流れている。
煙草に火をつける。
遠くに花火の音がする。


それが、FM
J-WAVE 81-3FM


YouTube
J-WAVE JINGLE ~TRAFFIC
https://www.youtube.com/watch?v=61rY1ZqmA0o

「遠 恋」好きでいさせてーⅥ―

2020年06月03日 05時22分56秒 | owarai
留守番電話のメッセージは?メー
ルは、ファックスは、届いていな
かった?あのひとはわたしがここ
に来るということを、知ってい
た?知っていて、日本へ?

こんなことなら、ただ、「来るな」
とひとこと、連絡してくれたら
よかったのに―――。

思いは胸の中を、矢継ぎ早に駆け
抜けていく。けれどもわたしは
何も言えない。

いっそ、憎んでしまえたら、どんな
に楽だろう。わたしの目の前で、まる
で綿菓子のようにふんわりと、幸福を
にじませて微笑むこの人を、嫉妬の刃
で切り刻むように、烈しく憎んでしま
えたら。
「赤ちゃんは、いつ?」
「もうすぐです。予定日はクリスマス
イブ。すてきでしょう?」

時計を見ると、九時十五分過ぎだった。
「そろそろいきます」
胸の奥から、今にも噴き出してきそう
な熱い塊を喉のたりに押し止めた
まま、わたしは彼女に、包みを差し出
した。

「これ、よかったら、食べてください」
「ありがとう。じゃあ、駅まで車まで
送ります」
そう言って、彼女も立ち上がた。
「その必要はないです。タクシーで
行きますから」

「それはバットアイデア。なぜなら
タクシーを呼んで、車を待っている
あいだに、あなたは駅に着けてしま
う」
彼女の運転する車で、駅まで送って
もらった。駅舎の前に車を寄せると、
彼女は車から降りないで、運転席に
乗ったまま、言った。
「楽しい旅を!」

軽くなった鞄を抱えて、わたしは
駅舎の中に入った。

やがて風の中に、細かい雪の結晶
が混じり始めた。
粉雪は風に乗って、空から舞い降
りてくると、そのまま真っ黒な闇
の中に、次々に吸い込まれてゆく。

それは、あまりにも寂しく、あま
りにも寒々しく、厳しく人を拒絶
してるような光景だった。だがそ
れはその孤高ゆえに、美しいと感
じた。

わたしたちはいったい、どんな風
景を、一緒に見たのだろ。
ベンチに腰かかけたまま、わたし
は静かに、両手のひらで顔を覆っ
た。

叩きのめされ、無惨に割れた胸の
中から、悲しみは血液のように、
あとからあとからあふれ出てくる
のに、わたしの目からはひと滴
の涙も、流れ出てこない。

人に泣くことを許さない、そう
いう種類の悲しみも、この世に
はあるのだ.