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「「R.O.D」READ OR DIE」 的な、生活 (其の六)

2007-05-31 10:33:08 | 読書記録
 予告どおり、六回目は、「R.O.D」READ OR DIEの第6巻ということで…。

 指標というべき読書法とは、先ず、序文を読み、次に、あとがき、さらに解説。そして、本文を読んでいくという読書法である。
 この方法を用いていく中で、著作者の背景となるバックボーン(社会情勢や、著作者の生い立ち等)を推察し、この作品を通して何を云わんとしているかを、読み解くことこそが、指標というべき読書法とされている。

 しかし、前回にも述べたように、自身なりのもっとも読みやすい方法こそが、正しい読み方だと思う。

 ただ、指標というべき読書法は、レポートを書くための資料や読書感想文等を執筆するためには、この方法を用いることによって、より深い内容のレポートなり、読書感想が書けるのでなないだろうか…。

 ところで、諸卿らが、読みたいと思う本を、如何様に探しておられるのであろうか?

 この世に存在する本は、星の数ほどあるのだが、その中から、これぞと思う本を探すのは、ビブリオ・マニア(蔵書狂)にとって、とてつもなく重要なことなのだが…。

 まぁ、そんなことはさて置き、正しく、本題。

 ファウストの手によって、奪われてしまったグーテンベルク・ペーパーは、読仙社の手に渡ってしまう。
 大英図書館・特殊工作部は、グーテンベルク・ペーパーを追って、読子を中国に送る。そこで、読仙社に潜入調査を行なっていた、ナンシーと合流し、グーテンベルク・ペーパーを奪回するため、読仙社のアジトである故宮博物館に潜入するのであった。

 しかし、そこで、読仙社側の雇われエージェント筆村 嵐(皮肉にも読子が、熱烈的に愛する作家の一人であった。)と、戦うはめに。一方、ナンシー墨蕾という特殊能力者と壮絶な戦いが始まる。

 なんとか、相手を倒し、グーテンベルク・ペーパーを奪還できたかに見えたが、王炎の手によって、二人とも捕まってしまった。

 そして、囚われの身となった読子の前にファウストが現れ、読子に対し、とんでもない申し出をするのだが…。

 と、言うことで次回は、「R.O.D」READ OR DIEの第7巻を予定しております。

《補足》
 登場人物&アイテム
 「凱歌 」…読仙社の最高幹部、四天王の一人。人形の様に表情がない男。で紙を操る能力を持っている。
 「筆村 嵐」読子が、熱烈的に愛する作家の一人だが、世の中では、認められていない二流作家。
 「墨蕾」…読仙社側の雇われエージェント。墨を使った特殊能力を使う。
 「おばあちゃん(チャイナ)…東洋世界の陰の支配者。
 「天安門広場」…、中国の首都北京にある天安門に隣接する広場である。
詳しくは、こちら
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E5%AE%89%E9%96%80%E5%BA%83%E5%A0%B4

http://www.y-morimoto.com/kanko/tenanmon.html

 「王府井」…北京中心部東城区にある繁華街。
詳しくは、こちら
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%8B%E5%BA%9C%E4%BA%95

http://www.yule.jp/photoxiaochi.htm

 「清香茶館」…実在するのだが、なぜか日本にある。
詳しくは、こちら
http://tea-shop.jp/

 「菜莉花茶(ジャスミンティー)…純天然植物のジャスミンの花をお茶にしたもの。
詳しくは、こちら
http://www.kenkoubanzai.jp/blog/archives/0/post_415.html

 「鳳梨酥」…パイナップル、小麦粉、鶏卵などを原料に使った焼き菓子。
詳しくは、こちら
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B3%B3%E6%A2%A8%E9%85%A5

http://zekkyomachine.com/9650979CE7C6/

 「月餅」…中華饅頭の一種。
詳しくは、こちら
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%88%E9%A4%85

http://www1.enekoshop.jp/shop/sosyuurin/item_list?category_id=217

 「故宮博物院」…中国の歴史的遺物を多数、所蔵・展示している博物館である。
詳しくは、こちら
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%85%E5%AE%AE%E5%8D%9A%E7%89%A9%E9%A4%A8

http://www.npm.gov.tw/ja/visiting/exhibit/exhibit_03.htm

 「紫禁城」…、中国の北京に所在する旧王宮。現在は、博物館(故宮博物院)になっている。
詳しくは、こちら
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%AB%E7%A6%81%E5%9F%8E

 「国慶節」…中国の法定休日の一つ。
詳しくは、こちら
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E6%85%B6%E7%AF%80

「「R.O.D」READ OR DIE」 的な、生活 (其の伍)

2007-05-26 23:46:54 | 読書記録
 予告どおり、五回目は、「R.O.D」READ OR DIEの第5巻ということで…。

 正統なる読書法は、存在するのか?

 答えは、否と、ビブリオ・マニア(蔵書狂) は、考える。というよりも、本を読む人の数だけ存在すると、云うべきであろうか…。
 当たり前というべきかもしれないが、自分自身が、一番読みやすく、楽しめる方法こそが、正統なる読書法と考えるのである。

 ただ、指標というべき読書法は、存在するのだが…。

 前回、《補足》の中で、モンティ・パイソンを、取り上げた。そのモンティ・パイソンには、ある言葉の語源とされている作品があるのだ。

 米国Hormel Foods社の缶詰の名前がSPAM。つまり、スパム。あのスパムメール(迷惑メール)の語源になっている。
 モンティ・パイソン(正確には、空飛ぶモンティ・パイソンの中で、レストランにやってきた夫妻が、どんなメニューがあるのかをウェイトレスに聞いたところ、婦人の嫌いなスパム入りの料理ばかりを、連呼し、挙句の果てには、周囲のお客までが、スパムスパムと歌い出すというコントがあった。
 そこから、お呼びでもないのに、しつこくやってくる迷惑メールを、スパムメールと呼ぶようになったのである。

 詳しくは、こちら。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%91%E3%83%A0%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB

 まぁ、そんなことはさて置き、正しく、本題。

 からくも、読仙社のエージェント達を、撃退した大英図書館・特殊工作部だったが、それもつかの間、今度は、英国女王が、誘拐されてしまった。
 新たなる読仙社のエージェント、紙使い王炎等は、グーテンベルク・ペーパーとの交換を迫る。
 ジェントルマンは、女王陛下よりも、グーテンベルク・ペーパーに執着するのだが、ファウストが、介入し、女王を救出し、グーテンベルク・ペーパーも守ることに。
 女王救出作戦は、うまくいったかに見えたのだが…。意外が人物によってグーテンベルク・ペーパーは、奪われてしまう。
 しかし、読子は、敵ではあるが、同じ紙使いである王炎に対し、非情になれずにいた…。

 ところで、作中に登場するアレキサンダー・ポープは、実在した人物《補足》を参照)。近年、話題になったダビンチ・コードでは、秘密を解くための鍵を握る人物とされているのだが…。

 と、言うことで次回は、「R.O.D」READ OR DIEの第6巻を予定しております。

《補足》
 登場人物&アイテム
 「アレキサンダー・ポープ」…イギリスの詩人。代表作に『髪盗人』等がある。
 詳しくはこちら
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%82%AD%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%97
 「王炎」…読仙社の最高幹部、四天王の一人。
 「ナンシー・幕張」…大英図書館特殊工作部エージェント。
 「ピカデリー・サーカス」…ロンドンのウェストミンスター区ウエスト・エンドにある広場の名称。
 詳しくはこちら
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%82%AB%E3%83%87%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%82%B9

http://www.jalpak.co.jp/cont/mylondon/ 

「「R.O.D」READ OR DIE」 的な、生活 (其の四)

2007-05-18 23:08:26 | 読書記録
 予告どおり、四回目は、「R.O.D」READ OR DIE」の第4巻ということで…。

 パソコンの引越し(データ移行)も、ある程度、めど立ったところで、新しいパソコンにて、プログの更新をすることにした。
 今まで使用していたパソコンは、7年前のものだったので、使用するにかなりストレスが溜まったものだったが(反応が遅すぎる、すぐフリーズする等)、新しいパソコンでは、今のところ、ストレスは感じない。

 前回、縦読みなる読書法を紹介したが、この方法には、無理があると言った。では、どうすれば良いのか?
 答えは、簡単、いわゆる読み飛ばしである。1ページの中で、数行だけを拾い読みして、流すのである。
 そうすれば、比較的短時間で読破できるのである。ただし、そんなもったいない読み方は、お薦めできない。
 話の筋だけを追ったのでは、読書の楽しみが半減してしまうし、第一に本に対し、失礼、というものであると、ビブリオ・マニア(蔵書狂)は、感じる。
 では、どのように本を読むことが、正統であるのか?ということのなるのだが…。

 まぁ、そんなことはさて置き、正しく、本題。

 四巻のあらすじは、いよいよメインストーリーであるグーテンベルク・ペーパー編に突入する。
グリモワール(魔道書)であるグーテンベルク・ペーパーを、ジェントルマンの命を受け、大英図書館・特殊工作部が入手。そのグーテンベルク・ペーパーを、中国の秘密結社読仙社が、奪取すべく、紙使いのエージェントを送り込み、騒然な戦いが始まるというお話。
 ところで、作中に登場するヘイ・オン・ワイは、あとがきにもあるように実在する(詳しくは、《補足》を参照)のだが…。
 と、言うことで次回は、「R.O.D」READ OR DIEの第5巻を予定しております。

《補足》
 登場人物&アイテム
 「ファウスト」…外見は美少年だが、実際は数百年の年月を生きている。
 「ジギー・スターダスト」…大英図書館・特殊工作部の開発部に所属する製紙学者。
 「ヘイ・オン・ワイ」…世界最大の古書店街。Webサイトも出している。
 詳しくはこちら
  http://www.hay-on-wye.co.uk/  (ただし、英語サイトである)
 「ロゼッタ・ストーン」…エジプトのロゼッタという町で1799年に発見された石碑。
 詳しくはこちら
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%BC%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B3
 「モンティ・パイソン」…イギリスの代表的なコメディユニット。
 詳しくはこちら
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%83%91%E3%82%A4%E3%82%BD%E3%83%B3

「「R.O.D」READ OR DIE」 的な、生活 (其の参)

2007-05-08 00:40:34 | 読書記録
 予告どおり、三回目は、「R.O.D」READ OR DIE」の第3巻ということで…。

 前回において、横読み(自称)について、書いた、ということは、当然の如く、縦読み(やはり、自称である)という読み方が、存在する。
 つまり、連載ものの本を、数冊並べて、廻し読みすることであるのだが…。これは、ちょっとビブリオ・マニア(蔵書狂) には、無理がある。
 例えば、1巻から5巻を、並べて廻し読み、いわゆる縦読みをすると、時系列に沿わないため、ストーリの展開に着いていけなくなってしまう恐れがあるからだ。
 ある登場人物が1巻にて登場したとして、2巻の途中で死んでしまったりすると、3巻以降、その人物が登場しない、その人物が登場してから、死んでしまうまでの過程、さらには、その後の展開を、同時に読んで、筋書き通りに頭の中で、整理するのは、一苦労するのである。
 よって、縦読みは、したことがない(正確には一度、試みたが、上記の理由で断念した)
 では、連載もの本の内容を、いち早く把握するのは、どうすれば良いのか、実に方法はあるのだが…。

 まぁ、そんなことはさて置き、正しく、本題。

 三巻のあらすじは、読子ウェンディねねねによる、メインストーリーにいたるための、サイド・ストーリーで、オムニバス形式になっている。

 各章ごとの時系列を入れ替えて挿入されている。著者は、あとがきでパルプ・フィクション的感覚が味わえると揶揄しているが、基本的に各章は、独立しているので、さほど違和感は観じない。

 なお、作中に登場する、グーテンベルク聖書は、実在する。しかも、世界でも48部しか現存しない超稀覯本(超レア本)なのだ。(詳しくは、《補足》を参照)
 
 また、風の止まる庭の作者、クライブ・カッスラーは、実在の作家(詳しくは、《補足》を参照)。ただ、風の止まる庭は、書いておらず、イギリスの作家ではなく、アメリカの作家、しかも、ハードボイルド物ばかりの作風で、恋愛小説は、ビブリオ・マニア(蔵書狂)が記憶する限り、書いたことがない。
 ただ、彼の作品の中にレイズ・ザ・タイタニック(タイタニックを引き上げろ)を出しているので、本作品のプロローグとつながている。
 また、この巻よりグーテンベルク・ペーパーの名前が出てくるのだが…。
 と、言うことで次回は、「R.O.D」READ OR DIEの第4巻を予定しております。

《補足》
登場人物&アイテム
 「ウェンデー・イアハート」…大英図書館特殊工作部スタッフ見習い
 「ドニー・ナカジマ」…大英図書館特殊工作部エージェント。第15代ザ・ペーパー。
 「グーテンベルク聖書」…15世紀にドイツ・マインツのヨハネス・グーテンベルクが、活版印刷技術を用いて印刷した世界初の印刷聖書。
詳細は、こちら
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%BC%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%AF%E8%81%96%E6%9B%B8

 「クライブ・カッスラー」…アメリカの作家。代表作であるダーク・ピットを主人公としたシリーズは、100カ国以上で出版されるベストセラーとなった。
詳細は、こちら
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%83%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%BC

「「R.O.D」READ OR DIE」 的な、生活 (其の弐)

2007-05-04 14:10:10 | 読書記録
 予告どおり、二回目は、「R.O.D」READ OR DIE 」 の第2巻ということで…。

 今、プログを書きながら、パソコンのお引越し(今まで蓄積されたデータを新しいパソコンに移し変え作業)をしている…。
 時間かかるし、結構、面倒なのだが、これをやらないと、パソコン立ち上がらないので、しかたがない。

 自分的(ビブリオ・マニア蔵書狂) )としての特技は、なんだろう?と、考えてみると、もちろん紙使いではなく、通称(自分では、このように呼称している)横読みである。
 横読みとは、全くジャンルの違った本を数冊並べ、30分ごとに位に、廻し読みすることである。もちろん、内容は、ちゃんと把握し、ゴッチャになることはない。だからっといって、何か役に立つのかと、云えば、どう贔屓目に見ても役に立たないのだが…。

 まぁ、そんなことはさて置き、正しく,本題。

 二巻のあらすじは、著者もあとがきに述べているようにダイ・ハード本屋さんバージョンである。
 神保町の一角に、ビブリオ・マニア(蔵書狂)には垂涎もののバベル・ブックス(地上40階、地下6階のビル全部が本屋がオープンするのだが…。
 また、この巻より、ジョーカーや、ジェントルマンが登場する。
と、言うことで次回は、「R.O.D」READ OR DIEの第3巻を予定しております。


《補足》
 登場人物
 
 「ジョーカー」…大英図書館特殊工作部の責任者。
 「ジェントルマン」…西洋世界の陰の支配者。