余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

突きぬける

2022-05-07 00:53:12 | 天秤の詩
天まで届け
大気圏を通り抜けて
ブラックホール
全てを飲み込む暗黒の穴
飲み込まれたものは芥子粒となる
有象無象の低音で
そこは天とは呼ばないか
天まで底まで
這いずるのが慣わしなら
俺はそこで立ってみせよう
天まで届け
俺の鳥

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« あなたはだあれ | トップ | 僕の詩 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

天秤の詩」カテゴリの最新記事