オランダミミナグサ-房総丘陵

オランダミミナグサ（オランダ耳菜草）
ナデシコ科ミミナグサ属
北海道から九州にかけての農道脇や畑などに繁殖するヨーロッパ原産の帰化植物で多年草です。
日本の固有種であるミミナグサは茎・葉縁・萼片が暗紫色で、花は茎から離れて咲きますが、ヨーロッパ原産のオランダミミナグサは茎・葉縁・萼片が明緑色で、花を茎近くに付けるので区別できます。
房総の花期は2月中旬から5月中旬です。
2019.3.8撮影　房総丘陵にて

タチイヌノフグリ-房総丘陵

タチイヌノフグリ（立犬の陰嚢）
ゴマノハグサ科クワガタソウ属
明治初期に渡来したヨーロッパ原産の帰化植物で道端などに自生する多年草です。
房総での花期は１１月上旬から１２月上旬と３月上旬から６月上旬です。
2019.3.8撮影　房総丘陵にて

コメツブツメクサ-房総丘陵

コメツブツメクサ (米粒詰草)
マメ科　シャジクソウ属
北海道から九州にかけての農道脇などに見られるヨーロッパ原産の帰化植物です。
房総での花期は４月上旬から６月下旬です。
コメツブウマゴヤシと似ていますが、コメツブツメクサは葉裏の主脈に沿ってまばらな短毛があり、受粉後の花は垂れ下がって落ちません。一方、コメツブウマゴヤシは葉裏一面に短毛が密集し、受粉後の花は落ちます。
2019.3.8撮影　房総丘陵にて