Kurumatabiskyの 野に咲く花に魅せられて Part1

  



     野に咲く花のように風に吹かれて~♪

      晴れた日はフィールドにいます。

ノミノツヅリ-房総丘陵

2019年03月08日 | みんなの花図鑑
ノミノツヅリ(蚤の綴り)
ナデシコ科ノミノツヅリ属
古い時代に渡来した史前帰化植物で、全国の道路脇などに自生する越年草です。
花径は5mm前後でハコベに似ていますが5弁の花弁は裂けません。
先の尖った萼片は花弁よりも長く葉は対生です。
ハコベよりもやや乾燥した場所を好みます。
2019.3.8撮影 房総丘陵にて



オオイヌノフグリ-房総丘陵

2019年03月08日 | みんなの花図鑑
準和名:オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)
別名:ルリカラクサ(瑠璃唐草)
ゴマノハグサ科 クワガタソウ属
路傍や田畑のあぜ道などに節分の頃から咲き始める明治時代に渡来したユーラシアからアフリカにかけてが原産の帰化植物です。
花冠は4裂し4弁花のように見えますが5裂のものも比較的多く稀に3裂のものも見られます。
在来種のイヌノフグリはその実が犬の陰嚢に似ていることから名付けられました。
「可憐な花姿に相応しくない」とか「かわいそう」という方がおりますが、この名前は日本における植物分類学の父牧野富太郎博士が植物分類学者の目で観察し付けられた名前です。 
なお、陰嚢(いんのう)とは医学用語で哺乳
類のオスの睾丸を包む袋状の突起物のことでこれを「フグリ」と読ませるのは当て字のようです。
房総での花期は10月下旬から5月下旬。
2019.3.8撮影 房総丘陵にて







タチツボスミレ-房総丘陵

2019年03月08日 | みんなの花図鑑
タチツボスミレ(立坪菫)
スミレ科スミレ属
北海道から九州にかけての山野、林縁、農道脇などに普通に見られる多年草で、茎が立つことから名付けられました。
タチツボスミレは、花色や葉形に変化が多く同定の難しい花のひとつです。
房総での花期は1月下旬から5月中旬ですが、陽だまりでは11月中旬から見かけることもあります。
2019.3.8撮影 房総丘陵にて



カントウタンポポ-房総丘陵

2019年03月08日 | みんなの花図鑑
カントウタンポポ(関東蒲公英)
キク科 タンポポ属
関東とその周辺の野原・川の土手・田や畑の畔などに自生する多年草で若い葉はサラダに根はキンピラなどの食用になります。
在来種は総苞が外側に反り返らず、三角の突起がありますが、セイヨウタンポポは総苞が反り返るので同定しやすいといえます。
房総では、都市部や幹線道路沿い・鉄道沿線に咲くほとんどがセイヨウタンポポですが、山間部ではカントウタンポポが圧倒的に多いといえます。
房総の花期は2月中旬から5月上旬です。
2019.3.8撮影 房総丘陵にて