Kurumatabiskyの 野に咲く花に魅せられて Part1

  



     野に咲く花のように風に吹かれて~♪

      晴れた日はフィールドにいます。

サギゴケ-房総丘陵

2019年03月25日 | みんなの花図鑑
標準和名:サギゴケ(鷺苔)
別名:ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)
ゴマノハグサ科サギゴケ属
植物分類に準拠し標準和名をムラサキサギゴケからサギゴケに変更
日当たりが良く湿った田の畔、農道の路傍などに見られる草丈10~15㎝の野草です。
生育環境は「トキワハゼ」と酷似していますが、同定のポイントをいくつか挙げますと、①下唇弁の色=「サギゴケ」は紫ですが「トキワハゼ」は白に近いこと。②上の耳のような弁=「サギゴケ」はウサギの耳のように立っているのが確認できますが「トキワハゼ」は短いこと。③花の大きさ=「サギゴケ」の1.5㎝に対して「トキワハゼ」は8ミリから1㎝と小さいこと。④走出枝=「サギゴケ」は5月中旬になると根元近くから走出枝(匍匐枝)を出しますが「トキワハゼ」は出さないこと。⑤花期=「サギゴケ」の3~6月に対して「トキワハゼ」は3~10月まで咲いてることです。
なお、「シロバナサギゴケ(別名サギシバ)」という花全体が白いものがありますが、花色以外は「サギゴケ」と同じです。
2019.3.25撮影 房総丘陵にて







ジロボウエンゴサク-房総丘陵

2019年03月25日 | みんなの花図鑑
ジロボウエンゴサク (次郎坊延胡索)
ケシ科 キケマン属
関東以西の本州と四国・九州にかけての草地や林縁などに自生する多年草です。
「スミレ」を太郎坊、これを次郎坊と呼んで子供たちが遊んだことに由来します。
房総では減少が続いていますが、花期は3月中旬から4月下旬です。
2019.3.25撮影 房総丘陵にて

































ゴヨウアケビ

2019年03月25日 | 房総の野の花山の花
ゴヨウアケビ(五葉木通)
学名:Akebia x pentaphylla
アケビ科アケビ属
アケビとミツバアケビの自然交雑種のつる性木本で、アケビとミツバアケビの両親が自生しているところに稀に見られます。 葉は3~5枚で葉縁に波状の鋸歯があります。 5枚の小葉はアケビから葉縁の波状の鋸歯はミツバアケビの特徴を引き継いでいます。
結実しにくく果実は少ないか全く見られないことがあるそうです。