清水友邦さんの、フェイスブックの記事丸写しです。
10月2日のオーガニックフェスタのときのお話です。私の大好きな奇跡のりんごの、木村さんの事にふれています!!
木村さんの講演を始めてみたとき、その姿、お話、みているだけで感動して涙が止まらなかったのです
愛の塊なのですね
なので、私は勝手に生き神さま、と、思ってます。
岩手オーガニックフェスタが2年ぶりで2022年10月2日雫石で行われました。
「学校給食をオーガニックに!」と題してパネルディスカッションが行われました。
新しい文明に向かって各地で粛々と前進しています。
以下2014年9月6日の岩手オーガニックフェスタでの講演です。
「奇跡のリンゴ」木村秋則 自然栽培
リンゴから教わったのは
「自然は百科事典だよ。すべての答えが自然にあるんだよ」そう話す木村さん
「土の上ばかりを見て来た。大事なことは眼に見えない所にあるんだな」
リンゴは教えてくれた。
「馬鹿になれ」
そして季節を忘れたリンゴの木の写真を見せました。
後ろの自然の山の木は紅葉しているのに農薬のリンゴの木の葉は紅葉していない。
これが現代人が食べている今のリンゴの実体だ。
異常なことを当たり前と思っている。
アブの幼虫がアブラムシを食べている。
アブの幼虫はものすごい量のアブラムシを食べる。
葉についたアブラムシを全部食べてしまう。
てんとう虫は4〜5匹しか食べない。
てんとう虫がいてもアブラムシは逃げない。
アブの幼虫がいるとアブラムシが逃げてしまう。
木村さんはてんとう虫にご飯粒をつけて飛ばない様にして一匹一匹に番号をつけて調べました。
近所の人から木村さんは馬鹿だと思われました。
減反した田んぼに蒔いた大豆の写真がスクリーンに映し出されました。
右は生育が良く、左の大豆は生育が悪い。
JAの指導員は生育が悪い大豆を見て
「肥料が足りない。肥料を施しなさい」と指導をした。
木村さんは「肥料を施すのは間違っている」と言いました。
「生育が悪いのは水はけが悪いからで30センチくらいの溝を掘って水はけを良くしてみてください」そう指導すると肥料を施さなくとも立派な大豆が出来ました。
「肥料をやらなくてはだめだ。」
「肥料を施さないで、除草剤、農薬を使わずに作物が出来るか!!」
「夢物語を語るな!!」
全国何処にいってもそういわれた木村さんでした。
ところが作物が肥料をどれだけ使っているか生産者は知りません。
実際は肥料の1割程度しか使われていません。
「作物は肥料をやらなくとも出来る
自然を観察してそう考えた木村さんは実際に無肥料で作物を栽培して証明しました。
農薬、除草剤をやらなければ雑草だけが生える。
ところがそこの畑の先住民は誰か?
その土地の雑草が先住民ではないか。
作物のほうがよそ者である。
そして雑草もあまり肥料を食わない。
土の中のバクテリアが2〜3割使うのです。
その肥料がどのような結果をもたらしているのか消費者は知りません。
東京のスーパーの店頭に並べられる野菜から軒並み9千ppm から1万ppm を超す「硝酸塩」が検出されています。
1950年代から1965年ごろにかけて、欧米ではホウレンソウが原因で乳幼児の中毒事件が相次ました。
裏ごししたホウレンソウを離乳食として与えたところ、赤ん坊は真っ青になり30分もしないうちに死亡に至ったのです。
278人の赤ん坊がこの中毒にかかり、そのうち39名が死亡しました。
欧米では「硝酸塩」を3000ppm以下に厳しく制限されています。
ところが東京の大田卸売市場の抜き取り検査ではチンゲンサイから16000ppmの「硝酸塩」が検出されました。
2〜3歳の子供なら小松菜2枚食べると死ぬといわれている量です。
消費者は「無農薬野菜」や「有機栽培野菜」を安全と思っているけれど中途半端な有機肥料を施した野菜は危険なのです。
完熟しない有機肥料を畑に施すと劇薬になります。
「硝酸塩」は、「残留農薬」の何倍も危険な劇薬なのです。
木村さんは
コップに水を入れた自然栽培の米と
農薬、科学肥料の米と
有機栽培の米の比較の写真を見せました。
冬に20日間たった米は腐って、ものすごい匂いを発しているが無肥料、無除草剤、無農薬の自然栽培の米だけが腐っていませんでした。
日本人が毎日食べ続ける米がこのような状態にあります。
便秘の人は要注意です。
「農薬、除草剤、化学肥料を使った近代農業を押し進めた戦後の日本はその結果どうなったか。
とんでもないことが起きている。
どうしてニュースにならないのか不思議だ。
消費者はその事実を知らない。」
宮古島ではサトウキビの栽培が盛んで農薬、除草剤、化学肥料を使った結果、サトウキビの生産量が増えました。
しかし、しかし何十年もたった現在、畑に窒素肥料をたくさん与えた為に硝酸態窒素が水に混入し宮古島では水が飲めなくなってしまいました。
宮古島は山や川のない小さな島なので生活用水や産業用水のすべてを地下水に頼っていたのです。
宮古島の高校では木村さんの自然栽培を始めました。
全国で自然栽培を始めた農家が増えて来ています。
収入も増えて来ています。
自然栽培を始めた高校では七千万円の売り上げがありました。
自然栽培の田畑にはトキが飛んで来ました。
農薬、除草剤を使わなければ無数の生物とバクテリアが住む様になってきます。
日本全国、いや世界中がそうなってほしいと、そう願う木村さんでした。
以上は木村さんの講演の内容でした。
これからの文章は木村さんではなく清水友邦の考えです。
オーガニックフェスタinいわて事務局長の日野さんの話によると木村さんは予定を変更してまでオーガニックフェスタに駆けつけてくれたということです。
たしかに化学肥料と殺虫剤の大量使用は収穫量を何倍も増やしました。
しかし、環境は汚染されミツバチは姿を消しつつあります。
害虫というのは人間中心の考えで、人間が手を加えた畑や山林で害虫は大発生しますが、自然界の山林では害虫が大発生しません。
山には虫を食べる天敵がいるからです。
農薬を散布した結果、農薬に弱い天敵が死滅して農薬に強い害虫だけが大発生してしまいました。
本末転倒な話です。
そして作物は、命のない物質としてあつかわれるようになりました。
アメリカでは機械化できなかった何百万という小規模の農場は閉鎖されて、農業は工業化された巨大な産業に変身してしまいました。
農業は、ビジネスとして、マネーゲームの対象になってしまったのです。
医療の現場と農業は、よく似ています。
薬の使用は耐性菌を増やし、免疫力の低下を招き、医療費の高騰を招いています。
日本の年間医療費は42兆円です。
医薬品業界は、超巨大産業なのです。
化学肥料と農薬に依存している作物は、病気に弱い為に農薬を駆け続けなくてはならず、コストが増大しています。
近代農業は、完全な石油エネルギー依存体質になっています。
皮肉なことに農薬は、天敵の数を減らし、農薬の耐性をもった害虫を増やしています。
長年、同じ作物を植え、合成肥料を施したために、土壌の生態バランスはすでに崩れてしまっています。
いきなり自然農法してもうまくいきません。
木村さんは10年間収穫なしでした。
薬に依存する病人と同様に、農業も薬をつかい続けなくては行けない体質になっています。
そして、農家は農薬をあび消費者は、生命力が低下した作物を食べています。
その結果は、環境破壊と身体の病気となって、あらわれています。
硬直化した近代農業にかわる自然栽培が、これから世界中で行なわれてくるでしょう。
循環しない近代農業は、地球環境を破壊する持続不可能の農法だからです。
合成肥料なしで作物を育て、新しい生態学的な方法で、害虫をコントロールし始めています。
作物は化学肥料よりも美味しく、生産者と消費者の健康にもよく、何よりも地球に住む生き物に良いのです。
***********************************
オーガニックフェスタinいわての事務局長はオーガニックエコ食材とマクロビのお茶水GAIAを創業した日野雄策さんです。
今回のワークショップは日野さんが管理する早池峰セミナーハウスで開催されます。
そして食事は仙台駅前にある創業40年以上マクロビの老舗「自然食レストランおひさまや」を創業した鴫原幸恵さんに調理していただくことになりました。お昼は佐藤幸吉さんの古民家自然食レストラン星耕茶寮のランチです。
今回の音霊呼吸道in早池峰は日野さん、おひさまやさん、星耕茶寮さんの協力というスペシャルなイベントになりました。
早池峰山は4億5000万年前の日本でもっとも古い蛇紋岩の岩盤で形成された聖地です。
蛇紋岩の象徴は「魂の再生」と「霊性の目覚め」です。
本州で一番最初に朝日があたります。
特別な力を持った聖なる場所で深いリラックスが起きると大地からエネルギーが上昇して聖なるものと一つになるという経験をします。
世界の聖地や先住民の儀式で演奏を重ねてきた音楽家・岡野弘幹の音霊と呼吸道のスペシャルな魂の旅です。
天河大辨財天社 岡野弘幹 奉納演奏
https://www.youtube.com/watch?v=Y-h76fGQiw0
清水友邦 & 岡野弘幹 音霊呼吸道 スペシャルワークショップ 早池峰 聖地巡礼 「よみがえる魂」
2022年10月21日(金)〜23日(日)二泊三日
満席になりましたので
キャンセル待ちのみ募集中
主催:岡野純子(アンビエンス)
事務局メールアドレス:ambiencemusic77@gmail.com
イベントページ
https://www.facebook.com/events/1167331413816005/
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます