※2021.12.08更新 画像サイズを統一し、制水弁蓋1枚を追加しました。
(その2)からの続きです。
今回は、秩父市で見つけた上水道関係の古い蓋を整理してみました。
秩父市の市章は、大正15年(1926年)4月8日に制定されていますが、今回の上水道の蓋に描かれているマークは市章とは違っています。
詳しく調べられている方の資料から、「日本水道史」の「秩父町上水道」を紹介する部分で示されているマークと同じに見えるので、上水道の紋章ではないかと思われます。
秩父市・市章 上水道の紋章
最初は制水弁です。
古い字で「弁」文字が「辨」とあります。
古い字で「弁」文字が「弇」とあります。
3種類ともに開閉穴の位置が違っています。
(2021.12.08追加)
次は水止栓です。
二つは同一のようですが、開閉穴が左付きと右付きです。
こちらは、紋章の下に記号のような印があります。開閉方向を表しているのでしょうか。
こちらは、紋章の下に「PT.No. 121918」と記されています。
次は消火栓の蓋です。
最後に量水器です。
まだ他に見つかるかも知れません。
秩父に畑があるので、機会を見つけて探してみます。