※2024.09.13更新 第23弾のマンホールカード、カラーデザイン蓋、雨水枡蓋の各1枚を追加しました。
※2022.08.24更新 JIS規格模様の蓋1枚、小型蓋3枚を追加しました。
※2022.07.18更新 画像サイズを統一し、現時点で最新の状態に更新しました。
戸田市は、明治22年4月1日町村制施行に伴い新曽村、上戸田村、下戸田村が合併し、北足立郡戸田村が誕生します。その後、昭和16年6月1日に町制施行により戸田町となります。その後も一部に編入・分離があり、昭和41年10月1日に市制施行により、現在の戸田市となりました。
戸田市は、埼玉県の南端に位置し、都心から20キロメータ圏にあります。南は荒川を隔てて東京都の板橋、北区、北はさいたま市、東は蕨市と川口市、西は朝霞市と和光市に隣接しています。市域は、平均海抜4.5メートルの平坦地で、総面積18.19平方キロメータの都市です。人口は平成30年9月1日時点で13.9万人強、世帯数は6.4万世帯強となっています。
江戸時代には幕府の御領地として六つの村があり、将軍家の鷹場が設けられていました。また、中山道と荒川が交差する場所には「戸田の渡し」があり、この街道を行き来する人々で賑わいました。昭和39年の東京オリンピックでボート競技の会場となった「戸田ボートコース」や年間100万人以上が訪れる「彩湖・道満グリーンパーク」などがあり、水と緑豊かなオアシスのようなまちです。また、利便性の高い交通網を基盤として産業も活発であり、「人の利」と「地の利」に恵まれ街です。
市章は、戸田市の「と」 と「田」を一体化したもので、「融和・団結」と産業、文化の飛躍的「発展」を象徴しています。(昭和41年5月3日制定)
また、交流・発展していく戸田市の未来像、ふれあう人々のあたたかさとエネルギー、豊かに流れる荒川、あふれる 自然と緑などをイメージしたハーモナイズド・マークも制定されています。(平成5年制定)
市の花は「サクラソウ」、市の木は「モクセイ」です。(以上は、戸田市HPより)
私は戸田市と言えば、旧中山道と渡船場跡、自然再生に取り組む活動を行っている戸田ヶ原のサクラソウ、そして1964年東京オリンピックの舞台となった戸田ボートコースを思い浮かべます。
こちらは、戸田ヶ原のサクラソウです。
こちらは、戸田の渡船場からの旧中山道案内板です。
市の概要はここまでにし、マンホール蓋の整理に移ります。
戸田市は、令和6年7月26日に第23弾として2種類目となるマンホールカードの配布を始めました。
(2024.09.13追加)
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
戸田市の上下水道事業公式キャラクター「ぼたりん」と「シズクちゃん」に、市の木「モクセイ」と市の花「サクラソウ」をあわせてデザインしたマンホール蓋です。 上下水道に親しみを感じてもらうため、公式キャラクターを作製したことを記念して製作しました。 「ぽたりん」と「シズクちゃん」は、戸田市の地下深くの「水の世界」に住んでいる「水の妖精」です。 身近なのに意外と知らない水の大切さを伝えたり、イベントでも大活躍しています。 本デザインのマンホール蓋は、戸田駅西口駅前交通広場に設置しています。 周辺にお越しの際は、是非お立ち寄りください。
こちらは、平成29年4月3日に第4弾として配布開始したマンホールカードです。
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
戸田ボートコース(戸田漕艇場)の「レガッタ」の風景をメインに、戸田市の木「モクセイ」、市の花「サクラソウ」をデザインしたマンホール蓋です。 市の下水道事業20周年を機にデザインに着手し、平成2年に完成しました。 レガッタはボート競技の一種で、昭和39年の東京オリンピックでは戸田ボートコースが会場となりました。 本デザインは、この時の競技の様子をモチーフに製作したもので、背景にモクセイとサクラソウを描き、市の特徴である水と緑を表現しています。本デザインの マンホール蓋は市内各所に設置されているほか、新曽南庁舎に展示していますので、是非ご覧下さい。
最初は、第23弾のマンホールカードに描かれた市の水道マスコットキャラクター「ぽたりん」と「シズクちゃん」をデザインしたカラーデザイン蓋です。
こちらは、マンホールカードの座標軸(JR埼京線・戸田駅の西口駅前交通広場)の設置されているデザイン蓋です。
こちらは、ノンカラー蓋です。
上記蓋の近くに設置されています。
なお、マスコットキャラクターの名称の由来、導入の経緯・エピソードなどの詳細は以下のHPをご覧ください。
http://www.jwwa.or.jp/anzen/chara.html
こちらは、マンホールカードに印刷された座標の蓋で、新曽南庁舎の下水道施設課に展示されています。
中央にレガッタのボート2艇を配し、上部には市の木「モクセイ」の花、下部には市の花「サクラソウ」をデザインしています。
こちらは、下部に表記が無いので合流方式と分流方式の「汚水」蓋のようです。
こちらは、下部に英字の「U」(雨水)が表示されている蓋です。
こちらはノンカラー蓋です。
こちらは雨水蓋(「U」表記)です。
こちらは汚水蓋です。
下部に表記が無いので合流方式と分流方式の「汚水」蓋のようです。
右蓋は、右中央に管理番号欄があります。
右蓋は、右中央に管理番号欄があります。
こちらは親子蓋です。
左蓋はΦ900、右蓋はΦ1200のサイズです。
こちらは、下部に英字の「S」(水路)が表示されている蓋です。
都市化などに伴い用水路が暗渠化された際に、マンホール化する事由があり、マンホール蓋が設置されたようです。
この蓋は、下水道事業ではなく、道路河川事業の範疇のようですが、「U」(雨水)の蓋に切り替えられているようです。
(2024.09.13追加)
こちらは、ノンカラー蓋です。
こちらは、3種類目となるカラーデザイン蓋です。
市の花「サクラソウ」が大きく描かれています。
こちらの蓋は、旧浦和市のデザインカラー蓋(右蓋)と同じデザインですが、どのような経緯で同じデザインが採用されたかは未確認です。
また、こちらのデザインのノンカラー蓋は見たことがありません。
以降は、規格模様と呼ばれるマンホール蓋です。
こちらは、JIS規格模様の蓋です。
こちらの蓋は用途記載がありません。
(2022.08.24追加2)
こちらは、上部や下部に英字が表記されています。この英字の意味は不明です。
上部に「M」の表記。
左蓋は上部に「M」下部に「PAT」、右蓋は上部に「H」、下部に「PAT」が表記されています。
こちらは、上部に「MS」、下部に「PAT」が表記されています。
こちらは枠に模様があります。
こちらは、枠がコンクリート製です。
右蓋は上部に「M」下部に「PAT」の表記があります。
こちらは雨水蓋です。
こちらは枠に模様があります。
こちらは汚水蓋です。
こちらは、上部に「MS」、下部に「PAT」が表記されています。
こちらは枠に模様があります。
こちらは、同心円が上記より一つ多いデザインです。
こちらは用途記載がありません。
こちらは汚水蓋です。
こちらは、亀甲模様の蓋です。
用途記載に「排水」とあります。
こちらは、「管理人孔」と表記がある耐圧力タイプの蓋です。
こちらは、毘沙門亀甲模様の蓋です。
こちらの蓋には、「採水」と表記されています。
県の流域下水道との接続ポイントに設置されているマンホールの蓋で、公共下水道側の水質確認のため下水を採水する用途があるようです。
こちらは、スリップ防止模様の蓋です。
上部のマークから、日之出水道機器㈱さんの製造と思われます。
こちらは雨水蓋です。
こちらは汚水蓋です。
こちらは、上部のマークから中島鋳物㈱さんの製造と思われます。
こちらは、格子(グレイチング)タイプの蓋です。
こちらは、幾何学的な模様の蓋です。
用途記載がありません。
こちらは、コンクリート製の蓋です。
こちらは角蓋です。
以降は、小型マンホール蓋です。
こちらは、前出のデザインマンホール蓋と同じデザイン蓋です。
いずれも汚水蓋と思われます。
以降は、規格模様の蓋です。
こちらは、中央がハーモナイズド・マークの蓋です。
こちらは、プラスチック製の蓋です。
こちらは、中央が市章の蓋です。
亀甲模様の蓋です。
こちらは用途記載がありません。
こちらは雨水蓋です。
こちらは汚水蓋です。
右の蓋には、右側に管理番号欄があります。
こちらも、右の蓋には右側に管理番号欄があります。
(2022.08.24追加)
こちらは、毘沙門亀甲模様の蓋です。
(2022.08.24追加)
こちらも、他の自治体で見かける模様の蓋です。
こちらは、コンクリート製の蓋です。
こちらは、インターロッキングブロック型の蓋です。
公共下水道関係の小型蓋か未確認ですがこちらで整理しました。
(2022.08.24追加)
次は、道路脇で見かける雨水枡の蓋です。
こちらは、「雨水」の表記があります。
(2024.09.13追加)
これで、公共下水道関係の蓋は終了です。
次回(その2.)では、上水道関係他の蓋を整理します。
改めて自分のマンホール画像を見ましたが、全部ノーマーク(^^;)
きっと見つけていても、違いに気づかなかったんでしょう。
もっと観察眼を養わないと駄目ですね。
勉強になります!!