※2025.01.22更新 JIS規格模様の蓋1枚、街路灯に係わる蓋1枚、電線共同溝の蓋2枚、防火貯水槽の蓋1枚、小型蓋1枚、浜離宮恩賜庭園の蓋1枚、東京都神津島村の小型デザイン蓋1枚を追加しました。
中央区の経緯は、明治11年11月2日施行の郡区町村編制法に基づき日本橋区と京橋区が誕生します。昭和22年3 月15日には35区制が22区制となります。その際、日本橋区と京橋区一緒になり中央区が誕生し、現在に至っています。
中央区は、区名が示すとおり、東京23区のほぼ中央に位置し、その区域は、両国橋下流の隅田川右岸に沿って帯状に広がりをみせる日本橋・京橋地域、隅田川河口にある佃ならびに明治以降の埋め立てによってできた月島、それに続く、晴海などからなっています。区域の東西両端の最長距離は約3㎞、南北間は約5.5㎞、面積は10.115平方キロメートルと小さい区です。また、令和4年2月1日現在で世帯数は9.6万世帯超、17.1万人超となっています。
また、江戸五街道の起点で日本国道路元標のある名橋「日本橋」、日本一のショッピングストリート「銀」、食文化の拠点「築地」、東京の表玄関「八重洲」、隅田川や東京湾に面した「佃」「月島」「晴海」の長大なウォーターフロントなど、数多くの魅力的なスポットを擁し、小さくともキラリと光る、魅力あふれる都心のまちです。
本の紋章は、古くから江戸繁華の基礎となった日本橋・京橋の欄干擬宝珠(らんかんぎぼし)を図案化したものです。橋はむかしから文化経済の発祥といわれ、四通八達を意味し、中央の小円は日本と東京の中心を示しています。(昭和23年7月31日制定)
こちらはシンボルマークです。
このマークは東西南北へCを描きながら、調和のとれた未来都市へと発展する姿を表しています。
中央区(Chuo City)に集まる人々と、新しいまちづくりから生まれる生活空間を造形化したものです。
色彩はコバルトブルーで、果てしなく広がる宇宙を示しています。四方に広がるCは、中央区のCであり、中心(Center)、コミュニケーション(Communication)、快適(comfort)、ふれあい(Contact)、文化(Culture)などのCでもあります。
区の花は「ツツジ(サツキ含む)」、区の木は「ヤナギ」です。(以上は、中央区HPより)
中央区の下水処理は、大部分が芝浦水再生センターで最終処理され、処理水は東京湾(運河)へ放流しています。また、その一部を繊維ろ過してセンター内で機械の洗浄・冷却・トイレ用水に使用しているほか、オゾンによってさらにきれいにしてから近隣地区にトイレ用水等として供給しています。
一部区域は、砂町水再生センターと有明水再生センターで最終処理され、東京湾に放流しています。また、その一部を砂ろ過してセンター内の機械の洗浄・冷却やトイレ用水などに使用しています。
前置きはここまでとし、マンホール蓋の整理に入ります。
東京都23区内の下水処理は、東京都下水道局が管理・運営していますので、以下のようなデザイン蓋で統一されています。
左蓋が一世代前、右蓋(上部に耐荷重記号「T-20」、中央に管理番号欄)が最新のデザインです。
しかし、区が管理する道路や公園などでは、区章など区を識別できる固有の蓋が設置されている場合があります。
こちらは、JIS規格模様の雨水蓋です。
(2025.01.22追加)
こちらの蓋は、中央区の花「ツツジ」と中央区の木「ヤナギ」が描かれています。
上部に「中央区」、下部に「灯」の文字がありますので街路灯の配線に係わる小型マンホール蓋のようです。
こちらはカラー蓋です。
(2025.01.22追加)
こちらはノンカラー蓋です。
こちらは規格模様の蓋です。
中央の区章の中に「灯」の文字が記載されていますので、上記同様の機能を持つ蓋と思われます。
こちらは、電線共同溝(C.C.BOX)の蓋です。
こちらの蓋の中央には、区のシンボルマークが描かれています。
(2025.01.22追加)
こちらは、インターロッキングブロック型の蓋です。
(2025.01.22追加)
こちらは、インターロッキングブロック型の小型マンホール蓋です。
用途は確認できていません。
(2025.01.22追加)
最後は、防火貯水槽の蓋です。
(2025.01.22追加)
こちらは、港区内にある浜離宮恩賜庭園内で見かけた電気関係の蓋です。
庭園内の風景に、中央に東京都の木「いちょう」の葉、その下に「低圧」の表記があります。
(2025.01.22追加)
こちらは越境蓋なのでしょうか?神津島村の小型デザインマンホール蓋です。
常盤橋タワー前の歩道に設置されていました。
(2025.01.22追加)
以上で東京都中央区のマンホール蓋の整理は終了です。