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東京都国分寺市のマンホール蓋(その1)公共下水道関係

2024-10-27 23:11:17 | マンホール蓋

2024.10.27更新 市制施行60周年記念のデザインマンホール蓋2枚、従来のデザイン蓋1枚、JIS規格模様の蓋1枚、スリップ防止模様の蓋1枚、コンクリート蓋1枚、小型蓋1枚を追加しました。
2023.05.29更新 二種類目となるマンホールカード、JIS規格模様の蓋1枚、スリップ防止模様の蓋1枚を追加しました。
2022.11.08更新 「武蔵国分寺跡」の史跡指定100周年記念ロゴマークとキャッチフレーズがデザインされたカラーマンホール蓋、従来のデザイン蓋、規格模様のマンホール蓋・小型マンホール蓋、「集水」・「湧水」表示の蓋など50枚ほどを追加しました。

国分寺市の経緯は、明治22年町村制の施行により、10村(国分寺村、恋ヶ窪村、内藤新田、戸倉新田、本多新田、榎戸新田、野中新田六左衛門組、平兵衛新田、中藤新田、上谷保新田)が合併し国分寺村が誕生します。その後、町制施行により昭和15年北多摩郡国分寺町となります。そして、昭和39年11月3日市制施行により国分寺市が誕生し、今日に至っています。

国分寺市は、東京都の中心(重心)、いわゆる東京の「へそ」に位置し、東は小金井市、南は府中市と国立市、西は立川市、北は小平市に接しています。面積は11.46平方キロメートル、人口は令和2年2月1日時点で12.5万人強、世帯数は6.1万世帯強です。

市域は、大部分が武蔵野段丘上のほぼ平坦地です。段丘の南端は急激に下降して国分寺崖線をなし、立川段丘に連なります。この崖線のすぐ下を流れているのが野川です。崖は「ハケ」と呼ばれ、ハケ下の各所から豊かな湧き水が野川にそそいでいます。
首都近郊にあって武蔵野の面影を残す住宅都市として、また、水と緑に彩られた文化都市として、大きく飛躍しています。

市章は、国分寺の頭文字である「コク」をカタカナ円形に図案化し,円満団結を表現して中央に「分」を配しています。(昭和33年12月5日決定)

市の花は「サツキ」、市の木は「ケヤキ」です。(以上は、国分寺市HPより)

国分寺市の下水処理は、雨水と汚水を一緒に処理する合流方式を採用しているようです。
市域により二つの処理区に分け処理されるようで、一つは、東京都の流域下水道に接続し府中市にある北多摩一号水再生センターで処理され多摩川に放流されます。もう一つは、東京都の流域下水道に接続し国立市にある北多摩第二水再生センターで処理され多摩川に放流されます。

前置きはここまでとし、マンホール蓋の整理に入ります。
小金井市は、二種類目となるマンホールカードを令和5年4月28日に第19弾として配布を始めました。
 (2023.05.29追加)
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
聖武天皇は奈良時代に、諸国に国分寺の建立を命じした。 その中でも武蔵国には全国でも最大規模を誇る国分寺が建てられました。 このマンホールは2022年に武蔵国分寺史跡指定100周年となることを記念して、全国からロゴマークとキャッチフレーズを募集し、市民投票で選ばれたデザインです。 国分寺跡の「国」に中門と七重塔を配置したマークと、史跡を未来につないでいく想いを込めたフレーズは、100周年を祝うにふさわしい組合わせです。

こちらは、平成29年8月1日に第5弾として配布開始した最初のマンホールカードです。
 
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
日本初のロケット水平発射実験は、1955年4月12日、東京大学生産技術研究所の糸川英夫博士らによって国分寺市内(現・早稲田実業学校所在地)で行われました。 同実験から60周年を迎えた2015年、国分寺市は歴代のロケットを描いた12種類のマンホール蓋を製作し、JR国分寺駅北口から早稲田実業学校にある「日本の宇宙開発発祥の地」顕彰碑へと続く歩道上に設置しました。 本デザインはその中の1つで、当時の実験に使用された全長23cmのペンシルロケットを描いたものです。ペンシルロケットはまさに日本の宇宙開発の原点であり、遥か宇宙を目指した先人たちの希望や情熱を現代に伝えています。 

それでは、マンホール蓋の整理です。
こちらは、2024年11月に市制施行60周年を迎えることを記念した2種類のデザインマンホール蓋です。
1種類目は、「鉄道のまち こくぶんじ」をテーマとするデザインマンホール蓋です。
国分寺市にゆかりのある試験車両「951形新幹線」をイメージしたデザインです。
公益財団法人「鉄道総合技術研究所」の入口付近の歩道に設置されています。
 (2024.10.27追加)

2種類目は、「国分寺三百年野菜 こくベジ」をテーマとするデザインマンホール蓋です。
「こくベジ」は市内の農家が販売を目的として生産した地場産農畜産物(野菜・果樹・鉢花・植木・卵など)の愛称です。約300年前の新田開発をきっかけに市内全域に農地が広がりました。各農家は長い年月をかけて土をつくり、市内のいたるところでは多種多様な農畜産物が栽培されているため、1年を通じて旬のこくベジを堪能できます。
戸倉4丁目、「戸倉通り」の歩道に設置されています。
 (2024.10.27追加)

次は、マンホールカードに描かれるデザインの蓋です。
こちらは、二種類目のマンホールカードに印刷されている蓋です。
市内に残る「武蔵国分寺跡」が国の史跡指定を受け令和4年は100周年の節目の年、市内では多くの「武蔵国分寺跡史跡指定100年記念事業」が実施されているようです。
また、記念ロゴマークとキャッチフレーズ(「天平の記憶 つないだ 100 年 つなぐ 100年 」)が選定されました。
(ロゴマーク)

こちらの記念ロゴマークとキャッチフレーズがデザインされたカラーマンホール蓋は旧本多家住宅長屋門前の「お鷹の道」に設置されています。
 (2022.11.08追加)

こちらは、一種類目のマンホールカードに印刷されている蓋です。
国分寺駅北口を出て、本町二丁目交差点から早稲田実業中・高学校に向かう歩道にロケットのデザインが12種類設置されていますが、そのうちの一つとなります。

それでは、ロケットマンホール蓋の散策です。
本町二丁目交差点より、進行方向右側の歩道に設置されていますので設置順に歩きます。
   

国分寺本町1丁目交差点を左折し、早稲田実業中・高学校に向かう坂道からは両側の歩道に設置されています。
    

こちらは、国分寺市イメージキャラクター「ぶんじほたる ホッチ」とペンシルロケットがデザインされ、上部には「60TH ANNIVERSARY PENCIL ROCKET」の文字と市章が描かれています。 
こちらの蓋も、国分寺駅北口を出て本町二丁目交差点から早稲田実業中・高学校に向かう歩道に設置されています。

また、早稲田実業中・高学校前には、日本の宇宙開発発祥の地碑と王貞治さんがホームラン756本の世界記録を達成し、国民栄誉賞を受賞した記念碑が見られます。
 

こちらの蓋は、国分寺市が市制50周年を記念して2014年11月3日に市の鳥として「カワセミ」を制定した記念事業として設置された「カワセミ」をデザインしたマンホール蓋です。
市役所南側の歩道にあります。

次は、以前から設置されているデザインマンホール蓋です。
市の花「サツキ」が大きく描かれています。
こちらは、蓋の上部に「国分寺」の文字が入っています。
花色は、左蓋は赤・白色、右蓋はピンク・白色のように見えますが、ピンクに見えるのは色あせによるものでしょうか。
 
こちらは、上部に「国分寺」の文字がありません。
(2022.11.08追加)
こちらは枠に模様があります。
 (2024.10.27追加)
こちらは、中央の「サツキ」の花色の配置が違っています。

こちらは、カラーとは言えませんが全体を白色でコーティングされた蓋です。


こちらは、ノンカラー蓋です。
蓋の上部に「国分寺」の文字があります。
上記のカラー蓋と比べ、「サツキ」の周囲に描かれている模様が二重になっている点と「サツキ」の凹凸が逆転しています。
 
こちらも上部に「国分寺」の文字がありますが、「ツバキ」の部分と合わせ凹凸が逆転しています。一方、サツキ」の周囲に描かれている模様は一重となっています。

こちらの蓋には、上部に「国分寺」の文字がありません。


以降は、規格模様と呼ばれるマンホール蓋です。
最初は、JIS規格模様の蓋です。
こちらの蓋には用途記載がありません。
(2023.05.29追加)
 (2022.11.08追加)
(2022.11.08追加)
(2024.10.27追加)
こちらの蓋には、上部に英記号が表記されています。
左蓋は「LSC」、右蓋は「LS」です。
 (2022.11.08追加2)
左蓋は「MSC」、右蓋は「MS」です。
 (2022.11.08追加2)

こちらは「下水」と表記されている蓋です。

こちらは枠に模様があります。
Φ900サイズの蓋です。
(2022.11.08追加)
こちらは親子蓋です。
(2022.11.08追加)

次は、亀甲模様の蓋です。
こちらの蓋には用途記載がありません。
(2022.11.08追加)
こちらはΦ900サイズの蓋になります。

こちらは雨水蓋です。
(2022.11.08追加)

こちらは下水蓋です。
 (2022.11.08追加2)
こちらは枠に模様があります。
 
 (2022.11.08追加2)
こちらはΦ900サイズの蓋になります。

こちらは毘沙門亀甲模様の蓋です。
「下水」表記です。
(2022.11.08追加)
こちらは、模様の凹凸が逆転しています。
上部には耐荷重量数字(左「14」、右「25」)と数字の下に長島鋳物㈱のロゴが見えます。
 (2022.11.08追加2)

こちらは、カタカナの「エ」の文字を連ねたような模様です。
「下水」表記です。

こちらは、「げすい」表記です。
(2024.10.27追加)

こちらは、カタカナの「〇」を連ねたような模様です。
「雨水」表記です。
(2022.11.08追加)

こちらは「下水」表記です。
(2022.11.08追加)

次は、スリップ防止模様の蓋です。
こちらはタイプ毎に整理することにします。
タイプ1.
蓋の右下に、左蓋には「うすい」、右蓋は「げすい」の表記があります。
 
こちらは、枠に模様があります。
「げすい」の表記があります。
(2024.10.27追加)
こちらはΦ900サイズの蓋になります。
右下に「げすい」の表記があります。
(2023.05.29追加)
こちらは親子蓋です。
上部に耐荷重量数字「T-14」と日之出水道機器株のロゴ、右下に「げすい」の表記があります。

タイプ2.
蓋の右下に、左蓋には「うすい」、右蓋は「げすい」の表記があります。
 
こちらは、開閉部が上記と少し違っています。
蓋の右下に「げすい」の表記があります。
(2022.11.08追加)
タイプ3.
蓋の右下に「げすい」の表記があります。
 
タイプ4.
蓋の右下に「げすい」の表記があります。

こちらは親子蓋です。

タイプ5.
蓋の中央下に「げすい」の表記があります。

タイプ6.
こちらの蓋は用途表記部が削られています。
上部に耐荷重量表示「14」の表記があります。
(2022.11.08追加) 
こちらの蓋は、中央下に「下水」、上部に耐荷重量表示「14」の表記があります。
(2022.11.08追加)
こちらの蓋は、中央下に「排水」、上部に耐荷重量表示「25」の表記があります。
(2022.11.08追加)
タイプ7.
中央下に「下水」の表記があります。
(2022.11.08追加) 

こちらは、コンクリート製の蓋です。
いずれも用途記載がありません。
    (2022.11.08追加5)
こちらは、「合流」の表記があります。
(2024.10.27追加)

こちらは地色が「緑」でスリップ防止用か同心円で突起があります。
中央下に「下水」の表記があります。
 
こちらは枠に模様があり、上部が形態が違っています。

こちらも枠に模様があり、開閉部の形態が違っています。
また、スリップ防止用の突起が異なっています。
(2022.11.08追加)

次は、小型マンホール蓋を整理します。
最初は、デザインマンホール蓋と同じ「サツキ」がデザインされた蓋です。
こちらは、蓋の上部に「国分寺」の文字が入っています。
(2022.11.08追加)
こちらの蓋には、上部に「国分寺」の文字がありません。

こちらはノンカラー蓋です。
左右の蓋で「サツキ」の凹凸が違っています。
 (2022.11.08追加)

以降は規格模様の蓋です。
こちらは亀甲模様の蓋です。
こちらは「おすい」の表記があります。
 (2022.11.08追加)
こちらは「下水」の表記があります。
 (2022.11.08追加)
(2024.10.27追加)

こちらは毘沙門亀甲模様の蓋です。
こちらは「下水」の表記があります。

こちらはスリップ防止模様でしょうか。
用途記載がありません。

こちらはプラスティック製の蓋です。
こちらは「おすい」の表記があります。
(2022.11.08追加)

こちらはコンクリート製の蓋です。
 (2022.11.08追加)
(2022.11.08追加)

上記以外にも色々な模様の蓋がありました。
こちらは用途記載がありません。
 (2022.11.08追加)
(2022.11.08追加)
こちらは、「おすい」の表記があります。
 (2022.11.08追加)
こちらは「汚水」の表記があります。
(2022.11.08追加)

こちらは枡蓋です。
こちらは「雨水浸透桝」の表記があります。
(2022.11.08追加)
こちらは上記同様「角蓋」ですが、「下水」の表記です。
(2022.11.08追加)
こちらは、側溝桝の蓋でます。
 

最後は、「湧水」、「集水」の表記がある蓋です。(2022.11.08追加)
西恋ヶ窪緑地とJR武蔵野線の間、西恋ヶ窪3丁目の脇道で「集水」と表示された蓋を見つけました。
以前、この付近は水が溜まるような場所だったようで、溜まる水を集めて流す管路が敷設されたのではないかと想像します。

こちらは小型蓋です。

次は「湧水」と表記された蓋です。
「湧水」と表記された蓋は二か所で見つけました。
一つは、上記「集水」と書かれた蓋が設置されていたエリアの近く、JR武蔵野線の高架下にある「西国分寺変電所」付近から「熊野神社通り」を通り、熊野神社前から東福寺に向かう道路の間に点在しています。
流れを追ってみると、最後は西恋ヶ窪1丁目31番地付近にある「恋ケ窪用水」に流れ、最終的に「姿見の池」に流れ込むのではと想像します。
 
こちらの蓋には、6ヵ所に穴の開いた円があります。
 
こちらは小型蓋です。

もう一つは、日立製作所中央研究所内の「野川の源流」から流れ出る付近です。
こちらの流れは「野川の源流」となるので野川の流れに繋がっているのだと思われます。
 

以上で、国分寺市の公共下水道関係の整理を終了します。
その2.では上水道関係他の蓋を整理します。

 




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