老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

メキシコ・シティでの20年前の出来事~豚インフルエンザ報道に想う~

2009年04月29日 | 災害 &  サバイバル術

パンデミック・フルー 新型インフルエンザ Xデー ハンドブック パンデミック・フルー 新型インフルエンザ Xデー ハンドブック
価格:¥ 1,050(税込)
発売日:2006-10-24
最近、豚インフルエンザの件で、よく、テレビに、メキシコ・シティの映像が出る。

そのメキシコ・シティについては、今でも想い出すことがある。

20年ほど前、プライヴェートの旅行で、家内と、メキシコ・シティのホテルに泊まっていたときのこと。

旅の疲れですぐに眠り込んだ夜半、異様な気配に目が醒めると、部屋中に白い煙がたち込めている。

ホテル火災か ?  こんな処で死ぬことになるのカナ ? などと、瞬間考えながら、あわてて家内と廊下に出てみると、他の部屋はいたって静かなもの。

しばらくすると、ホテルの人間がユックリ向こうから歩いて来て、ノー・プロブレム、ノー・プロブレム、と云う。

話を聴くと、配電盤か何かの漏電で、そのホテルでは、よくあることなのだという。

日本では、どんな三流ホテルでも、おきそうもないことが、そのメキシコのホテルでは、日常茶飯事とはいわないまでも、しばしば起こっているらしい、ということにえらく感心したのを今でもハッキリと憶えている。

(→断っておくと、別に、ホテル代をケチって場末のホテルに泊まった、というわけではない。というより、そこは、メキシコ・シティでも有数のホテルの1つだった)

ティオティワカンの遺跡にしろ、ブーゲンビリアの赤い花が咲き乱れる白い壁の家並にしろ、インディオの少年の丸々とした大きな黒い瞳にしろ、私にとって、メキシコという国の印象は、決して悪くはないのだが、

何事も、あまり深刻には考えない陽気な国民性が、今回の豚インフルエンザの流行で、凶とでなければいいのだが‥‥と、テレビの映像を観ながらそう思う。

【新型インフルエンザ関連】

新型インフルエンザ上陸その時どうする?生き残りハンドブック 新型インフルエンザ上陸その時どうする?生き残りハンドブック
価格:¥ 525(税込)
発売日:2008-12

NHKスペシャル シリーズ 最強ウイルス ドキュメント 調査報告 新型インフルエンザ [DVD] NHKスペシャル シリーズ 最強ウイルス ドキュメント 調査報告 新型インフルエンザ [DVD]
価格:¥ 3,990(税込)
発売日:2008-11-21

「老後は京都で」~トップページに戻る

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« エドワード・ホッパーの絵画 | トップ | 19世紀のフランス絵画 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
京娘 様 (S&Y)
2009-05-03 02:48:07
京娘 様
この種のことが起こった場合、政府の規制によって不利益をこうむる業界のネガティブな反応というのは、どこの国でもありますが、そのメキシコの方の反応というのは、それだけでもない、国民性に由来するものなのかもしれません(この種のことには、何事にも過剰反応気味の日本人の方がうまく対処するのでしょう)。いずれにせよ、今回の騒ぎ、早く収まって欲しいですね。
返信する
先日、テレビの報道番組でメキシコの様子を放送し... (京娘)
2009-05-03 00:39:10
先日、テレビの報道番組でメキシコの様子を放送していたなかで、現地の人が、政府の対応がおおげさすぎる、とフンガイしてコメントしてるのが映っていました。こういう種類の騒動では、S&Yさまのおっしゃるように、メキシコ人の国民性では、うまく対応できていないようで見ていて少し怖かったです。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

災害 &  サバイバル術」カテゴリの最新記事