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「 日本のブログ・サービスの草分けとして知られる「はてな」は、
ソーシャルブックマークやフォトアルバムなどで
「Web 2.0」を意識したサービスを先陣切って展開するなど、
ポスト「ヒルズ族」世代の
技術志向型ITベンチャーの旗手とも目されている。
立ったままで会議をする、
ミーティングをポッドキャスティングする、
フリーアドレス化のみならず
開発合宿や出張オフィスを取り入れるなど
固定化したオフィス環境を徹底して排除する、
ユーザーからのバグ報告までもコンテンツとして流通させる、
「サービスを50%の完成度でリリースする」と公言、
社員全員が自転車通勤、などなど。
サービスそのものの独自性ばかりではなく、
その経営そのもののユニークさもまた話題となっている。
そういった独特の開発方針やユーザーコミュニティ運営、
会社経営術によって「変な会社」と称される「はてな」は、
はたしてどのような哲学によって動かされており、
どれほどの新しさを秘めているのだろうか。
本書は、急成長する次世代ウェブサービスベンチャーの素顔を、
同社の「変さ」の源である
社長の近藤淳也氏自らが明らかにします
(CNET Japan Blogで2005年後半に連載された
「近藤淳也の新ネットコミュニティ論」を初出とし、
大幅に加筆・再構成しました) 」(内容)
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