◇
冒頭の写真は、
半パン、サンダル履きで
三条通にある中京郵便局に
郵便物の投函に行った際、
帰りに撮った
夏の夜のイノダコーヒ本店。
◇
下の、「活動寫眞の女」は、
浅田次郎さんの
京都を舞台にした幻想小説。
◇
( kindle版あり )
◇
「 京大生になったばかりの“僕”は、
町に馴染めず友人もできずにいた。
そんなある日、
古びた映画館で清家忠昭に出会い、
彼のつてで
映画撮影所のアルバイトを始める。
そこで清家は美しい女性に心奪われる。
だが
彼女は三十年も前に自殺した
大部屋女優だった―。
清冽な叙情とたおやかな文章で綴る、
幻想的恋愛小説。
著者について
浅田次郎
1951年東京都生まれ。
95年『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、
97年『鉄道員』で直木賞、
2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、
06年『お腹召しませ』で中央公論文芸賞
および07年に司馬遼太郎賞、
08年『中原の虹』で吉川英治文学賞、
10年『終わらざる夏』で毎日出版文化賞、
16年『帰郷』で大佛次郎賞を受賞。
15年には紫綬褒章を受章し、
19年菊池寛賞を受賞する 」(内容)