老後は都会で 価格:¥ 1,365(税込) 発売日:2011-08-02 |
◇
シニアこそ、刺激と変化のある都会に住むべき、
が持論の、山崎武也さんの近著。
◇
医療施設が充実していて、
人の賑わいが、刺激と変化を生む都会こそ、
シニアが、安心して、活き活きと生きていける場所、
というのが山崎さんの主張。
◇
( → 都会生活に伴う物価水準の高さについては、
加齢とともにその維持が負担となってくる居住スペース=居住にかかるコスト
を抑えることで対応すべき、とも )
◇
山崎さんが念頭しているのは、
自身が今住まれている東京の都心だが( → この本の著者は六本木在住)、
これらの条件に適う土地は、なにも、東京に限らない。
◇
というか、東京と遜色ない医療水準といい、
人の賑わいという大都市性に加え、
毎日のように開かれる寺社の催事の多さや四季折々の変化など、
多様な刺激と変化がある点では、
京都は、東京の都心以上、だと想う。
◇
やっぱり、老後は、京都が一番、カナ ?
◇
◇
◇
◇
◇
◇
この本も面白そうですね。早速読んでみたいと思います。
機能的な、山崎さんのシニア・ライフの提案、私も100% 同感なので、
残る問題は、東京の都心ライフと京都のそれ、
どちらが、山崎さんのいう条件に近い老後が送れるか、という点。
医療や利便性、どちらも同水準だとすると、
あとは、どちらが退屈しない街か、ということになりますが、
(もちろん、これは人によっても違うでしょうが)総合的にみると、
私は、やはり、行事が多く、四季折々の変化が楽しめる京都に軍配があがるような気がいたします。
田舎暮らしか、都会か、はたまた外国か、あるいは海の見える丘の上か、温泉付きのマンションか・・・老後の生活をどうするか、いろいろ考えましたが、結局小生は「都会」を選択しました。
それは、生来ぐうたらな性格なゆえ、まずはなんといっても利便性。次には文化的刺激に溢れた街。とはいえ、私のような田舎育ちの者にとっては、高層ビルの谷間にアスファルトジャングルもどうも苦手。適当に都会で、適当に田舎がいいなどと、選んだのが京都でした。
その京都に移住して、今年の6月で4年目に入りました。さて、その選択はどうだったのか!?ですが・・・つくずく京都にして良かったと思っています。
暇にあかせて史跡めぐり、京都学を始めとした各種セミナーのつまみ食い、地域でのボランティアに趣味の音楽活動などをしながら3年過ごしてきましたが、今年から、とある団体に所属して観光ガイドの仕事を始めました。およそ3日に一度のペースでの仕事ではありますが、なにやらこれまでと違い、だいぶ忙しくなってまいりました。
しかし。京都に観光でお越しになられるお客様との出会い、そしてそのお客様と感動を共有する喜びを知ることが出来、自身、今はお陰様で充実した日々を送ることが出来ております。
そして、知れば知る程奥行きと幅の広がりを感じさせる「京都」の凄みを感じる今日この頃であります。
老後を何処でどう過ごすかは、人それぞれでしょうが、少なくとも、小生は京都を選択して正解だったと思っています。
京都生活、ご満喫されておられる御様子なによりです。
また、研鑽を重ねられた京都学の知識を活かして、京都観光ガイドのお仕事、始められた由、うらやましいかぎりです。
( → 京都という街や歴史について人と話すほど楽しいことはありませんから、
それをお仕事にされるというのは、理想的なシニア・ライフの過ごし方ですね )
ケビン様も、やはり、京都移住を決断されるまでには、様々な移住の形態をご検討なされましたか。
それにしても、タイミング的にも、大正解でしたね。
特に、3月11日以降は、節電等々で、首都圏は随分住みづらくなってまいりました。
(もちろん、被災地のことを考えれば、贅沢は云えませんが、、、)
いずれにせよ、今後とも、京都移住の先輩として、宜しくご指導のほどお願いいたします。