老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

京都を歩く ~ 鉄輪跡の石碑

2021年04月10日 | 京都散歩

冒頭の写真は、

堺町通松原下ル鍛冶屋町にある

鉄輪跡の石碑。

謡曲や映画にもなった伝承が

日々の暮しと

織り成すように

交差して在るのが

京都という街、、、、

下は、入江敦彦さんの

「京都松原 テ・鉄輪(かなわ)」。

「 堺町通松原下ル鍛冶屋町。

家々の並びにぽっかり口をあけた露地の奥、

「鉄輪の井戸」の脇に、

その店はひっそりと佇んでいた。

百年は経とうかという

町家カフェの女主人キリとの出会いが、

私を古都にうごめく

様々な怪異へと誘ってゆく。

切るに切れない「縁」をテーマに、

京都エッセイの第一人者が綴る、

美しくも怖い「京都小説」。

裏京都案内とも言える著者解題を収録。  」(内容)

( kindle版あり )

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2 コメント

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自分もよくお参りに行きます (ぴのぴな)
2021-04-10 14:00:04
初めまして。
自分は、「京の道 今日の道」という
「道ブログ」を運営している者です。

ウチから徒歩で約15分掛かるのですが、
この辺りにはよく来ます。
石碑脇の鉄門扉は日中は自由に入れますので、
鉄輪の井戸脇の命婦稲荷神社にお参りします。
確か元々は井戸脇に塚があったのですが、
1863年のどんどん焼けでこの辺が焼失し、
明治時代初期の槇村京都府知事の政策で
小さな神社や祠が次々廃されたことで、
一時期こちらは消滅したようです。
それが大正時代に入ってこの路地を整備した際、
鉄輪塚の墓石が出土されて、
そちらをご神体にこちらに命婦稲荷神社が
建てられたようです。
この辺の路地には、こういう神社が多く
松原通を少し上がった高倉通から入れる路地にも、
稲荷社がいらっしゃいます。
返信する
Unknown (京カフェ)
2021-04-10 17:36:33
ぴのぴな 様

初めまして。
貴ブログ拝見いたしました。
スゴイ情報と写真満載の
京都町歩きブログですね。
これから出かける前に
参考にさせていただきます。
鉄輪の井戸についてですが、
京都という街には
夢なのか現(うつつ)なのか
分からない
彼岸と此岸の境界のような
場所が多いですね。
いずれにしろ
興味の尽きない街です。
末尾になりましたが
このたびは
コメントお寄せ頂きありがとうございました。
取り急ぎ御礼まで。
返信する

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