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先に、堺町通松原下ル鍛冶屋町にある
鉄輪跡の石碑について
ご紹介したが、
こちらは、同伝承を小説化した
夢枕獏さんの、
「陰陽師 鉄輪(かなわ)」。
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「 他の女に心変わりした男を恨んだ徳子姫は、
丑の刻参りの末に生成の鬼になった。
事情を聞き男は晴明と博雅に助けを求めるのだが…。
恋に破れた姫の美しくも哀しい物語「鉄輪」が、
名コンビによって新たに息を吹き込まれる。
夢枕獏自らが、舞踊劇のために書き下ろした脚本も
特別収録した「陰陽師」絵物語シリーズ第三弾。
著者略歴
夢枕獏
昭和26(1951)年、神奈川県小田原市生れ。
48年、東海大学日本文学科卒業。
52年、「奇想天外」誌に「カエルの死」を書いてデビュー。
圧倒的な人気を博する「陰陽師」「魔獣狩り」
「餓狼伝」の各シリーズをはじめ、
山岳、冒険、ミステリー、幻想小説などの分野で
広範な読者を魅了し続けている
村上豊
村上豊
挿絵画家。昭和11(1936)年、静岡県生れ。
高校卒業後、デザイン会社、市役所職員を経て、
35年に、当時直木賞を受賞した司馬遼太郎の
週刊サンケイの連載小説「風の武士」で挿絵デビュー。
以後、新聞・雑誌連載の挿絵や、
絵本の原画・書籍の装幀を数多く手掛ける。
平成10年には第46回菊池寛賞、
19年に「本朝奇談天狗童子」(佐藤さとる)で
第21回赤い鳥さし絵賞を受賞 」(内容)
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