老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

京都FX日録 ~ ロンドンフィクシングは蜜の味 ?

2020年04月29日 | 投資 &  国際情勢

最近、ロンドンフィクシングにかけて

為替が大きく動くことが多い。

ロンドンフィクシングというのは

大雑把に言うと

ロンドン時間午後4時(日本時間24時)の為替レートで

国際投資信託や企業会計の評価基準になるレート。

東京時間の午前10時時点のようなもので、

運用者や企業の財務担当者にとっては

そのレートで売買している限りは

( 評価に使われる為替レートと一致するため

為替差損益を発生させず取引ができるから )

取引がこの時間帯に集中する傾向がある。

たとえば、

ファンドの解約に対応するドルを確保する場合、

ロンドンフィクシングレートで行えば、

少なくともその解約分については

為替差損は発生しないのだ。

今回のコロナ危機では、

リスク資産の換金売りが続いているから

ロンドンフィクシングにかけて

ドル買いの動きがみられることが多い(ドル高)。

もちろん、リスクオン局面などでは

逆の動きとなるから注意が必要だが、

当面は、ロンドンフィクシングにかけて

ドル高が進み

日付けが変わると徐々に元の水準に戻る、、、、

という動きを続ける

蓋然性が高いのではないか ?

下は、ロンドン在住のFXトレーダー、

松崎美子さんの「ずっと稼げるロンドンFX 」。

前著、「松崎美子のロンドンFX」同様、

このロンドンフィクシングなど

ロンドンの為替(FX )市場の仕組みや特徴、クセなどが

詳しく解説されている。

「 トランプ政権の衝撃、どうなるブレグジット、

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欧州在住30年だからわかる日本人のための主要通貨ペア戦略。

著者について

松崎 美子(まつざき・よしこ)

1986年にスイス銀行東京支店入行、ディーラーアシスタントとしてスタート。

1988年結婚のために渡英。

翌年より英バークレイズ銀行本店ディーリングルーム勤務、

初の日本人FXオプション・セールスとなる。

1997年より米投資銀行メリルリンチ・ロンドン支店で

FXオプション・セールスをつとめた後、2000年に退職。

2003年から個人投資家としてFXや株式指数取引を開始。

2007年春からは自身のブログ「ロンドンFX」などを通じ、

ロンドン発で日本のトレイダーにわかりやすく欧州の最新為替関連情報を発信している。

セントラル短資FX、上田ハーローFX、YJFX、外為どっとコムなど、

FX会社でのコラム連載やセミナーのほか、複数のマネー誌への寄稿、

日経CNBCテレビやラジオNIKKEIの番組など、多くのメディアに連載・登場している。

2017年からロンドンFXチャンネルで、無料のFX情報を配信するYouTuberでもある。

主な著書に「松崎美子のロンドンFX」(自由国民社)がある  」

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