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「 えたいの知れない不吉な塊が
私の心を始終壓へつけてゐた。
焦燥と云はうか、嫌惡と云はうか――
梶井研究史を塗り替える可能性を秘めた幻の草稿群。
制作過程の梶井の息づかいや、
親友淀野隆三による「瀬山の話」
編集時の指定が克明に残されている。
梶井の代表作「檸檬」の原型を含むこの第一級資料を、
全編オールカラーで影印収録。
また周到な翻刻と解説二題を得て、
武蔵野書院創業百周年記念として公刊する ! 」(内容)
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冒頭に掲げたのが、カラー版であるのに対し、
下は、モノクロ版。
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「 永遠の青春文学「檸檬」。
失われたと考えられていたその下書き稿が見つかった。
古い原稿用紙の一枚一枚に残された梶井の魂の悶えと、
故友の作品を世に問うべく奔走した
淀野隆三の情熱は、
時を超えて見る者の胸を熱くさせる。
この幻の第一級資料を
より手軽に楽しみたいとの要望に
お応えするためにモノクロ影印で収録し、
翻刻の手法を変え、解説も改めた。
カラー版とは違った形で
草稿の魅力に触れていただけるよう、
創業百周年記念として公刊する ! 」(内容)
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